本気で“4年後”目指し、世界へ。際の勝負制したU-17日本代表がメキシコ撃破!
ゲキサカ / 2018年7月17日 18時55分
[7.14 国際ユースin新潟第1節 U-17日本代表 2-1 U-17メキシコ代表 五十公野公園陸上競技場]
U-17日本代表、U-17メキシコ代表、U-17クロアチア代表、そしてU-17新潟選抜が総当たりのリーグ戦で優勝を争う「第22回国際ユースサッカー in 新潟」が14日、新潟県内で開幕した。U-17日本代表は第1節でU-17メキシコ代表と対戦し、MF小田裕太郎(神戸U-18)とFW染野唯月(尚志高)のゴールによって2-1で勝利。日本は15日の第2節でクロアチアと戦う。
今回、U-17日本代表の指揮を執る秋葉忠宏監督は選手たちへ向けて「未来をちゃんと見据えなさい」と話をしたのだという。U-17日本代表メンバーは01年、02年生まれで、来年に本格始動する21年U-20W杯へ向けた年代の選手だが、活躍次第では上の年代の代表チームへの登用もありうる。
「今年、(U-)19の(19年U-20W杯)最終予選がありますし、来年、U-20(W杯)もある。(21年U-20W杯へ向けての)立ち上げもある。東京五輪もある。そしてA代表。カタールの時、彼らは21なのでここから出てこないといけない。そのために逆算して何をしなければいけないか。(A代表の先輩から)席を譲ってもらうのではなく獲っていく気概をもたせたい」(秋葉監督)。トレーニング、練習試合からかなりテンション高くプレーしていたという選手たち。この日、試合開始の16時半でも30度の気温を記録する暑さの中、未来を見据えて意識高くプレーするU-17日本代表の各選手は、強豪・メキシコ相手にやるべきことを表現して白星を掴み取った。
4-4-2システムの日本の先発はGKが板橋洋青(鳥栖U-18)、4バックは右SB井上樹(甲府U-18)、CB馬場晴也(東京Vユース)、CB丸山海大(東福岡高)、左SB 成瀬竣平(名古屋U-18)の4人。中盤は柴田壮介(湘南U-18)と{岩本翔}}(G大阪ユース)がダブルボランチを組み、右MF小田、左MF井上怜(市立船橋高)、2トップは津久井匠海(横浜FMユース)と染野がコンビを組んだ。
序盤、中途半端なクリアを拾われるなど押し込まれた日本だったが、5分に先制点を奪う。左サイドから成瀬や津久井がボールを運んで押し返すと、左タッチライン際から染野がDF間を狙ってパス。このこぼれに反応した井上怜が巧みに縦へ持ち込んでから、左足でフワリとクロスを上げる。最後は、ゴール前での動き直しでマークを外した小田が頭で押し込んだ。
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