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U-21日本代表メンバー発表 森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年8月3日 16時26分

――舩木、岡崎をどこで見初めたのか、また期待することは。
「まず舩木については、東京五輪の代表チームが立ち上がった時から、U-20の世界大会に行った選手をどこかで招集してみたいというのがあった。これまでタイミングとか、本人の状態とかを含めて招集できていなかった。トップチームではなかなか出番がないが、J3で出ているということで、招集させてもらった。岡崎はFC東京でコンスタントに試合に出ているし、確固たるレギュラーではないと思うが、出場している時のプレーを見て、一度招集させてもらって一緒に活動する中で実力を見てみたいという思いで招集した」

――この世代では5度目の活動だが、チームづくりの中で新たにどういったトライをしていきたいか。また、ロシアW杯帯同中に行われたトゥーロン国際大会では、指揮を執ったコーチングスタッフからどういった報告を受けているか。
「これまで我々がやってきたこと、これからやっていくことという部分では、積み上げていくところはしっかり積み上げていきたいし、私がロシアW杯に帯同させてもらって、西野監督からいろんなことを学んだ。戦術的なところに加えて、システム上だけでなく、いろんな変化をつけていくことは、今大会になるかは分からないけど、トライしていきたいというイメージはある。また、私はトゥーロン国際大会には帯同できなかったが、スタッフからはチームとしての積み上げは確実にできていると聞いている。また新たな選手を招集して、新たな選手が入って、どういう影響をもたらすかというのはポジティブなものを聞いているし、コンセプトも意思統一しながらやってきたと。だが、自分たちのミスから流れを悪くしたりというのがまだまだ起こっているので、そういうところでやるべきところや、チームのクオリティー、個人のクオリティーをもっともっと上げていかないといけないと思っている」

――東京五輪までの2年間でのチーム作り、オーバーエイジを呼ぶタイミングのイメージは。
「オーバーエイジを呼べるのであれば、次の大会から呼びたい。なぜかと言うと、監督、コーチ、指導者から選手が影響を受けて成長していくことはもちろんあるが、経験のあるベテラン選手から言葉で伝えてもらう、一緒にプレーをして感じてもらう、背中を見せてもらうことがあると、若い選手、経験の浅い選手は成長につなげてくれると思うので、できれば次の大会からも来てほしいという思いはある。これまで東京五輪代表のチームで起こっているミスは大体同じで、失点というのも、トゥーロンで課題としては改善されたと聞いたが、1失点すると、短時間で複数の失点をしてしまうというメンタル。そこで踏ん張り切れないことがあった部分で、経験豊富なベテランの選手がいれば、どうやって戦ったらいいとか、どういうメンタルを持って続けていったらいいのかということを含めて、そこは東京五輪世代のこれまでの課題という話をしたが、いろんな局面で経験がある選手から伝えていく、見せてもらうというのは大きいと思うので、その融合は早い方がいいと思うが、いろんなことがあるので、タイミング等を考えていきたい。チーム作りとしては2020年の東京五輪の本大会が一番大切だと思うので、その本大会で最強のチーム、一番力を発揮できる状態になるようにチーム作りをできればと思っている。もちろん毎回毎回、毎試合毎試合、勝ちにこだわっていく部分を大切にしていくことは無駄ではないので、そのときに一番チームとして良いこと、選手にとって良いこと、次につながることということは考えながら、本大会で最高のチームを作れるようにしたいと思っている」

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