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“平成最後のインハイ”、女子は常盤木学園が制す!

ゲキサカ / 2018年8月5日 13時48分

 前半、多くの時間帯で攻めていたのは日ノ本学園の方。だが、前半終盤にかけて仕掛けの回数が増やした常盤木学園が1チャンスをものにする。34分、安澤が左タッチライン際からライナー性のクロスボール。これをファーサイドの中村が頭でゴール右隅に流し込んだ。今大会初めてリードを許した日ノ本学園は直後。久永に代えてMF平田ひなの(3年)を投入。右クロスから山田が決定的なヘディングシュートを放ったが、枠を外れ、常盤木学園の1点リードでハーフタイムを迎えた。

 日ノ本学園は後半7分、川名に代えてDF平佳菜恵(3年)をピッチへ。13分には山下に代えて前回大会決勝で決勝ゴールを決めているFW澁川鈴菜(3年)を投入する。2列目の山田がゴール前に飛び出してシュートを放つシーンなどあったが、前線の選手を上手く受け渡しながら守る常盤木学園の前になかなか攻撃の起点を作らせてもらえない。逆に常盤木学園はカウンターから手数少なく攻めて加藤がフィニッシュするなど相手の背後のスペースを脅かした。
 
 19分、日ノ本学園は徳永に代えてMF高橋雛(3年)、常盤木学園は高橋に代えてDF佐々木涼花(3年)を投入し、柴山を中盤に移した。22分、常盤木学園はカウンターから中村、加藤の2人でシュートまで持ち込む。そして25分、常盤木学園は敵陣中盤でボールを奪い返すと沖野が右サイドへ展開。DF1人をかわした加藤がさらに一つ深くえぐってラストパスを入れる。これをニアサイドの中村が右足ダイレクトで合わせて2-0とした。

 日ノ本学園は28分、嶋田をMF増永朱里(2年)へチェンジ。常盤木学園は沖野と北川を入れ替える。常盤木学園は31分に柴山が放った左足FKがクロスバーをヒット。そして35分にダメ押し点を奪う。加藤のスルーパスで中央を抜け出した中村がGKを引きつけて右前方へラストパス。これを受けた北川がGK不在のゴールに3点目を決めた。

 7分間のアディショナルタイム、常盤木学園は津田に代えてMF高橋果歩(3年)を投入。最後まで運動量を落とさず、集中した守りを見せた常盤木学園が悲願のインターハイ初優勝を果たした。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018

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