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2回戦のビッグマッチは大津が勝利!前橋育英は冬夏連覇ならず

ゲキサカ / 2018年8月10日 9時32分

前半10分、大津高はMF樋口堅大が先制ゴール。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.8 総体2回戦 大津高 3-0 前橋育英高 鈴鹿]

 夏の高校サッカー日本一を争う平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」(インターハイ)サッカー競技(三重)は8日、2回戦を行った。昨年度選手権優勝の前橋育英高(群馬)と九州のタレント軍団・大津高(熊本)との2回戦最注目カードは、3-0で大津が勝った。

 選手権決勝で劇的決勝ゴールを決めている前回大会得点王・FW榎本樹(3年)やFW高橋尚紀(3年)、FW室井彗佑(3年)ら強力攻撃陣を擁する前橋育英に対し、大津はプロ入り濃厚のMF福島隼斗主将(3年)をはじめ、ともにU-18日本代表のMF水野雄太(3年)とCB吉村仁志(3年)ら実力者がズラリ。大津の平岡和徳総監督も「(将来的に)ここから何人プロになるか」と期待する両校によるビッグマッチは大津が制した。

 立ち上がりは前橋育英が左SH森隼平(3年)のロングスローなどで押し込む。だが、大津はサイドを活用した攻撃からFW大竹悠聖(3年)が7分、8分と立て続けにビッグチャンスを迎える。

 前橋育英はGK山口瞬(3年)の好守などによってこのピンチを凌いだものの、10分に大津が先制点を奪う。MF 松原亘紀(3年)を起点とした攻撃から左サイドへ展開。ボールを受けた水野が一度縦に仕掛けてから減速し、DFの足を止めてからスピードアップする。DFを振り切って出した左足クロスをファーサイドから飛び込んできたMF樋口堅大(2年)が頭で押し込んだ。

 球際激しく、パススピードの速い攻防戦。長めのボールを増やして相手のSBに攻撃の起点を作らせない大津に対し、前橋育英は幾度かMF秋山裕紀(3年)を中心とした1タッチのテンポ良いパスワークが出ていたが、ゴール前にボールを通すことができない。

 大津は福島の存在感が大きく、インターセプトを連発。パートナーの吉村もヘディングで抜群の強さを発揮し、1対1でも強さを見せる。前橋育英は分厚い攻撃を繰り出すが、献身的なプレスバックを見せる大津の各選手は最後のところで足が出て、決定打を打たせない。逆に良い形ボールを奪った時は水野や松原がフィニュッシュへ持ち込んだ。


 前橋育英は26分に投入した右SB塚原舜介(3年)の超ロングスローから秋山がシュートを放つなど同点を目指すが、大津の堅い守りは崩れず。大津は後半アディショナルタイム1分に左クロスからFW大竹悠聖(3年)が決めると、さらに右クロスからMF高見柊真(3年)が加点して3回戦へ駒を進めた。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018

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