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気持ちみせた徳島が後半AT弾でドロー!山口は土壇場で8戦ぶり白星逃す

ゲキサカ / 2018年8月12日 21時7分

[8.12 J2第28節 山口2-2徳島 みらスタ]

 J2リーグは12日、第28節2日目を行った。維新みらいふスタジアムではレノファ山口FCと{{c|}徳島ヴォルティス}が対戦し、2-2で引き分けた。山口は8戦未勝利(5分3敗)、徳島は4戦無敗(3勝1分)とした。

 試合は1分も経たずにスコアが動いた。徳島は左サイドからMFシシーニョが上げたクロスのこぼれ球をFW島屋八徳が後方に下げ、PA左手前からMF岩尾憲が右足を一閃。ダイレクトで放った目の覚めるようなシュートがゴール右に突き刺さり、早々に先制した。

 出鼻をくじいた形となった山口だが、前半8分に同点に追いつく。MF三幸秀稔のスルーパスでPA左に抜け出いたFWオナイウ阿道がゴールライン際から鋭いクロス。これをファーサイドに走り込んだ16戦ぶり先発のMF丸岡満が体で押し込み、試合を振り出しに戻した。さらに16分、右サイドからMF鳥養祐矢が上げたクロスをオナイウが頭で合わせ、2-1と一気に逆転した。

 前半終了間際に山口にアクシデント。FW岸田和人が治療を終えて一度はピッチに戻ったが、直後のプレーで再び座り込んでしまい、前半42分にFW高木大輔との交代を余儀なくされた。一方の徳島も42分にMF小西雄大を下げ、MF大本祐槻を送り込んでいる。

 後半は立ち上がりから互いに球際で激しい展開に。そんな中、押し気味に試合を進めたのは徳島だった。16分、カウンターから島屋がスピードを生かしてボールを運び、FWバラルも並走していたがシュートを選択。PA右から右足を振り抜いたが、GK吉満大介に止められてしまう。20分には、左サイドからのクロスをバラルが左足ジャンピングボレー。しかし、これはわずかに枠を外れた。

 リードしているものの、なかなかボールを前に運べず、苦しい時間が続く山口。それをわかってか、ホームサポーターの応援も勢いを増す。そのまま山口の勝利かと思われたが、後半アディショナルタイムに痛恨の失点。徳島は左CKからニアに飛び込んだ島屋が頭で合わせ、2-2で終了した。
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