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一番声を出し頑張っていた先輩が急逝。昨年度4強・湘南学院が「追悼試合」で逆境乗り越えて5-0勝利:神奈川

ゲキサカ / 2018年9月25日 7時10分

 光陵は競り合いで強さを発揮したMF小林快(2年)がゴール前に潜り込んでシュートを放つなど反撃。だが、湘南学院はGK小林司(3年)の好守などで凌ぐと27分、この日パワフルな突破を連発していた右MF亀山がインターセプトから一気に前進。PAでGKをかわして右足シュートを流し込んだ。

 光陵も好守で食い下がり、チャンスも作ったが、紙一重のところで活かすことができない。対して湘南学院は、後半11分に右サイドからMF鷹野佳介(3年)、MF鈴木凱斗(3年)と繋ぎ、最後は亀山が左足でゴール。さらに23分には左サイドから仕掛けた飯野が技ありのコントロールショットを決めて4-0とした。

 守備面でも船津を中心にシンプルに守ることを徹底。無失点のまま試合を進めた湘南学院は、38分にも井内のスルーパスから飯野がこの日3点目となるゴールを決めて試合を締めくくった。

 ベンチ外メンバーの応援も後押しに5-0で快勝発進。インターハイ準優勝校の日大藤沢高を破るなど快進撃を見せた1年前を経験している選手が多い今年は期待も大きい。今年は関東大会予選、インターハイ予選ともにベスト16で惜敗と結果が出ていないが、高村監督は「苦しんでいる分、最後やってくれると思います」と期待する。

 試合後、剣に「オマエ(がいないから)、疲れたよ。俺らに恩返ししてくれよ」と声がけしたという船津は、V候補の一角である東海大相模戦へ向けて「きょうみたいな粘り強い守備をしつつカウンターとかで得点したい。僅差で良いので勝てればいい」と力を込めた。昨年超え、そして全国へ。亡くなった先輩への感謝の思いも持って戦い、勝ち続ける。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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