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出場校チーム紹介:一条(奈良)

ゲキサカ / 2018年12月27日 23時59分

3年連続の全国大会出場を果たした一条高

第97回全国高校サッカー選手権

一条高(奈良)
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一条高写真ニュース
画▼全国大会日程
1回戦 vs.仙台育英高(宮城)■出場回数
3年連続9回目■過去の最高成績
3回戦敗退(16、17年度)■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場8回■監督
前田久■主将
DF酒本哲太(3年)■今季成績
[総体](全国1回戦敗退)
県決勝 0-0(PK3-1)奈良育英高
全国1回戦 0-3 桐光学園高(神奈川2)
[リーグ戦]
奈良県1部リーグ3位(11勝3分4敗)■予選成績
2回戦 4-0 郡山高
3回戦 3-1 畝傍高
準々決勝 1-0 香芝高
準決勝 3-2(延長)五條高
決勝 1-0 奈良育英高■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-4-2]
    八木三郎 佐藤力丸
      松山知樹
 岩本涼太      石川航大
      山田跳馬
西岡祐弥         要隆太
    猪股智也 酒本哲太
      三村光希
[決勝メモ] 
 7年ぶりの全国出場を目指した奈良育英高との決勝戦。前半、FW山川智也(3年)やFW深見悠生(3年)の突破力を活かしたサイド攻撃を繰り出す奈良育英を一条は粘り強い守りで凌いで攻め返す。ともに攻め切れないシーンが続いて迎えた後半3分、一条はMF石川航大(3年)の左CKをファーサイドから飛び込んだCB酒本哲太主将(3年)が頭で押し込んで先制。その後、一条はFW八木三郎(3年)がクロスバー直撃のロングシュートを放った一方、ダブルボランチにスイッチして守備の安定化を図る。対する奈良育英は今大会11得点のFW石田翔馬(3年)の右足シュートがポストを叩くなど一条の堅守をこじ開けることができず。一条が1-0で勝ち、3連覇を達成した。

MOM:DF酒本哲太(3年)
「攻守で躍動した主将が決勝ヘッド」■予選取材記者(前田カオリ氏)チーム紹介
2年連続全国16強の市立高校。ベスト8の壁突破に挑戦

 インターハイ予選ではPK戦の末に奈良育英高を退け優勝したが、夏以降は守備面での調子を落とし、奈良県リーグ1部は奈良育英、五條高に次ぐ3位で終えていた一条。3年生中心だったチームに下級生を加えることで、チーム内に良い競争が生まれ、復調した。
 奈良予選決勝では、中盤がダイヤモンド型の4-4-2でスタートしたが、試合途中にフラットな4-4-2に変更。うまくボールを回しながらポゼッションで戦う奈良育英に対し、隙を見せないブロックを敷いた。このように、対戦相手や戦況によって、柔軟に対応することができる。
 直近2回の全国大会では3回戦まで勝ち進んだ一条だが、スポーツ推薦がない公立高校。「スーパーなタレントがいるわけではないし、私立の強豪校のように練習環境が非常に恵まれているというわけでもない」(前田久監督)中で、前田監督が大事に育ててきたチームだ。選手たちも真面目に取り組み、成長してきた。DF酒本哲太(3年)を中心にして巧みに守り、奈良大会最優秀選手のFW八木三郎(3年)をはじめ、MF石川航大(3年)やMF松山知樹(3年)が相手の隙を逃すことなく果敢に攻める。
「泥臭くても最後まで戦い抜くことができる」(酒本)たくましさを全国大会でも示し、過去2年で越えられなかった壁を突破したい。

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