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選手の良いところに目を向けて実況、涙も……。日テレ系アナウンサーが「選手権座談会」vol.1

ゲキサカ / 2018年12月21日 19時8分

高橋「去年、静岡の清水桜が丘高校(清水市立商の伝統を受け継ぐ高校)にお邪魔したのですが、ちょうど僕は小野伸二選手と年が同じで、ここでやってたんだ、と“聖地巡礼”みたいに感じるんです」

中野「皆さん、担当の都道府県の学校だったり、いろんなタイミングでこんな話が聞けた、というのはありますか?」

立田「最近はマネージャーとか選手じゃない方から出てきた情報からヒントを得て本人にぶつけてみる。そしたらもっと出てくる、という方法が一番面白いネタが出てきて。ルーティンの話とか、本人はなかなか恥ずかしがってあまり自分から積極的に言ってくれる選手は少ないけれど、違う人から聞いたんだけど、というと言ってくれます」

榎本「だいたい取材する時は僕は1対1が苦手なんです。性格的なところもあるのかもしれないですけど」

中野「確かに榎本くんが1対1で来られたら、ガツガツ過ぎて来られた方は嫌だよね(笑)」

榎本「ガードされちゃうケースが多いから。だいたい部員に話を聞く時は2対1か3対1と決めています。何か一言ぽつりといった時に、『お前よく言うよ』みたいなやりとりがあって。『あれあるじゃん』とかって出てくるケースがあるので、複数対1で必ずやりますね。部室に入れて話をさせてくれるチームは最高ですね」

中野「地元だとそうやって密着度があるからできるということですね。面白い場所でこんな話を聞けた、というのはありますか?」

福岡「本当にいい話って懇親会などで出てくる。だけど、いい話が出てくる時って監督もこちらもお酒が回っている時間帯。だから、トイレに行くタイミングで必死にメモを取って、覚えておこうとキーワードだけ書いてるんですけど、翌日になったらそのキーワードの意味がわからない(笑)。泣くくらいいい話なのに。これはすごくよくあります」

中野「懇親会でトイレに行く人結構いますよね」

一同 (笑)。

中野「僕も準決勝をかつて担当した時、京都橘が初めて決勝戦に行った時なんですけれども、御殿場のお風呂で(米澤)監督さんとたまたまお風呂に居合わせて。僕は30分くらい入っていて、ヘロヘロだったんですけど、そこで監督さんが創部した当初の話を始めて。『俺は(部室の)ボードに、登るなら日本一の山に登りたいって書いたんだよ』とめちゃくちゃいい話してるなと思って。絶対に出られないと、1時間以上風呂に入るっていう。でも実際に放送で僕はそれを使ったんです。一番いい話だと思ったので。そういうのがあったりしますよね。こんなタイミングでこんな話が聞けるんだって」

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