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秋田商2年生CB痛恨クリアミス…「まぶしかったのは言い訳にならない」

ゲキサカ / 2019年1月5日 21時42分

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[1.5 選手権準々決勝 秋田商高 0-1 流通経済大柏高 フクアリ]

 ロングスローはもちろん警戒していた。しかし前半6分、ロングスローから入れられたボールをDF田近奈生(2年)がクリアするが、これが中途半端になってしまう。MF八木滉史(2年)に押し込まれ、秋田商高(秋田)は先制点を与えてしまった。

 試合開始の時間帯、秋商守備陣の守るゴールに向かって日差しが照り付けていた。小林克監督は「まぶしくて、大きく弾けなかったのかな」と田近を思いやったが、2年生CBは「まぶしかったのは言い訳にならない。3年生に申し訳ない」と声を落とした。

 自分がどれだけ通用するか楽しみだったという試合。後半24分にはスーパークリアで失点を防ぐ場面もあったが、「失点シーンはこれから1年間、ずっと悔しさを忘れずにやっていかないといけない」と、どうしても悔しさが先に立つ様子。

 失点後はミスを引きずってしまっていたという田近。「ミスを引きずらないようにメンタルを強くしていきたい」と成長を誓う。鹿島に入団が内定しているDF関川郁万(3年)で感じたという日本トップレベル。この経験は必ず来年度に生かす。

(取材・文 児玉幸洋)●【特設】高校選手権2018

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