スコアレスドローの主役は鳥栖GK大久保!! 横浜FMは2試合連続ノーゴール
ゲキサカ / 2019年3月30日 5時12分
[3.29 J1第5節 横浜FM0-0鳥栖 日産ス]
J1リーグは29日、第5節を各地で行い、横浜F・マリノスとサガン鳥栖が対戦した。攻撃的なスタイルの横浜FMが多くのチャンスをつくったが、鳥栖はGK大久保択生がビッグセーブを連発し、0-0の引き分け。2試合無得点の横浜FMは3試合勝ちなし(2分1敗)となった。
ホームの横浜FMは国際Aマッチウィーク前に行われた前節大分戦(●1-2)から先発2人を変更。GK飯倉大樹、DFティーラトンが外れ、GK朴一圭とDF松原健がいずれも今季初先発を果たした。琉球から加入の朴はこれがJ1デビュー戦。日本代表DF畠中槙之輔もスタメンに名を連ねた。
対する鳥栖は前節磐田戦(◯1-0)から先発3人を入れ替えた。前節で負傷退場したFWフェルナンド・トーレスがメンバーを外れ、FW豊田陽平が今季初スタメン。前節で退場したDF高橋祐治に代わって出場停止明けのMF高橋秀人が入り、DFカルロ・ブルシッチが3試合ぶりに先発した。[スタメン&布陣はコチラ]
試合はピッチを広く使って攻める横浜FMに対し、4-4-2の守備ブロックを固める鳥栖が受ける構図。先にチャンスをつくった横浜FMは前半14分、松原のスローインをニアサイドでFWエジガル・ジュニオがすらし、ゴール前に走り込んだFWマルコス・ジュニオールがボレーで狙ったが、横っ飛びで反応したGK大久保択生に防がれた。
一方の鳥栖は豊田とFW金崎夢生のハイプレスで横浜FMの攻撃起点に焦りを与え、相手の縦パスを奪う場面をたびたび作ると、両サイドハーフのMF高橋義希とMF原川力の献身的なスプリントでチャンスメーク。前半23分には、後方でのボール奪取から豊田がポストプレーで前に送り、金崎があわや1対1という決定機もつくった。
その後も主導権を握り続けた横浜FMだが、鳥栖の堅い守備をなかなか崩せない。前半25分、MF仲川輝人とU-22日本代表MF三好康児のコンビで右サイドを崩したが、クロスは大久保が阻止。同アディショナルタイムにはE・ジュニオの突破でこぼれたボールをMF喜田拓也がボレーで狙ったが、わずかに左へ外れた。
スコアレスで迎えた後半は一進一退の攻防。横浜FMは7分、ドリブルでしかけた三好がDF藤田優人に倒されてゴール正面やや右でFKを獲得するも、MF天野純のキックは大きく枠を外れる。鳥栖は10分、敵陣深くに攻め込んだ金崎が畠中に倒されるも、ファウルを告げるホイッスルは鳴らなかった。
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