後半に猛攻3発の広島、アウェーゴールに泣く…アジア王者鹿島は薄氷8強入り
ゲキサカ / 2019年6月25日 22時59分
対する鹿島は後半5分、右サイドを攻め上がった土居の折り返しに名古が合わせるも大きく枠の外。同9分には名古が左サイドでドリブル突破を試みると、荒木に倒されてイエローカードを誘った。さらに同18分、MFレオ・シルバのヘディングパスに反応したFWセルジーニョがGK中林洋次との1対1を迎えたが、ループシュートは枠を外れた。
すると後半21分、広島が追撃の1点を奪った。右サイドを攻め上がったMF柏好文がクロスを送り込むと、ゴール前で競り勝ったパトリックがヘディングシュート。これがDF犬飼智也に当たってネットを揺らし8強入りまであと2点とした。広島は同25分ごろにもクロスから立て続けに決定機を迎え、一気に勢いを取り戻した。
そして広島は後半27分、FWドウグラス・ヴィエイラの突破からチャンスを迎えると、敵陣深くでパスをつないで一気に相手を押し込み、最後は佐々木が左足でシュート。これが相手ディフェンスに当たってゴールネットに吸い込まれ、さらに1点を重ねた。勢いに乗る広島はあと1点を奪えば逆転突破が決まる状況に持ち込んだ。
ところが後半29分、広島はカウンターから土居の突破を許すと、ペナルティエリア外に飛び出してきた中林が倒してしまい、一発退場。吉野に代わってGK林卓人が投入され、10人で戦う形となった。それでも勢いを失わない広島は同35分、パトリックが関川にペナルティエリア内で後ろから倒されたが、主審はファウルの笛を吹かなかった。
後半36分、広島は右サイドからのシュート性のクロスをパトリックがゴールに押し込み、ついに合計スコアで逆転したかと思われた。ところが、直前にファウルがあったとして得点は認められず。すると同44分、鹿島はカウンターから土居が無人のゴールにロングシュートを蹴り込み、試合を決定づける2点目を奪った。広島は同アディショナルタイムにパトリックがPKを決めたが、そのまま試合終了を迎え、アウェーゴールで上回られた1点が遠かった。
(取材・文 竹内達也)●ACL2019特設ページ
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