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昌子源が振り返る激動の1年「あの経験があったから、って言えるように」

ゲキサカ / 2019年7月4日 20時12分

―鹿島でもチームメートだった植田直通選手がベルギーに出た時、ドラゴンボールの歌で盛り上げた場面が話題になっていましたよね。
「たとえばフランスでは移籍してメンバーに入ったら歌を歌うとかあるみたいで、僕も歌とか歌いましたけど、めっちゃ盛り上がってくれましたね、みんな。その前にダンスしていたってのも良かったですね。その歌が一発目って考えたら、たぶん俺でも無理やったなって思いますけど(笑)。なんかもう毎日踊ってるんですよね、彼らは本当に。たぶんダンスがウォーミングアップみたいになっているので。それに誘われて『いやいやいやいや』って言ってたらたぶん一生馴染めないなと思っていたし、僕自身、あんまり『ええー』って言うタイプじゃなくて、行こうと思ったら行くタイプだったのでそれが良かったかなと思います。ただ直通はあれですね、シャイなので、難しかったんじゃないかなと思います(笑)」

―思い切ってやったんでしょうね。
「そうですね、僕も歌を見ましたけど、恥ずかしそうにやってましたよね。見ているこっちが恥ずかしかったです(笑)」

―移籍する前から心構えはありましたか?
「一応、何かしらはあるんかなと思っていたんですけど、僕もなにせ移籍が初めてだったので。国内と違って名前も顔も分からんところに行くので、何かしらはあるんだろうなと思っていました」

―ならば、現地に行って。
「即興で(笑)。自分のオリジナルダンスというよりは、そいつらがやっていることを真似したので。やることに意味があると思っていたので良かったなと思います」

―文化に合わせる形ですね。
「そうですね。彼らを自分に合わせるんじゃなくて、彼らの母国とか、彼らがやっているリーグなので、僕が合わせるのが一番だと思っていました。極力フランス語を覚えて話しかけようとも思っていましたし、向こうも(僕が)全く喋れないと知っているので、片言でも聞こうとしてくれましたし、そこは結構助かりましたね」

―米子北高から鹿島に加入するときに比べてハードルは高いと思うんですが、昔から馴染むのは得意なタイプですか?
「それは得意なタイプでしたね。ただ、なんて言うんですかね、僕がプロになる時には当時ずっとレギュラーとして支えていた方よりもサッカー面では全然ダメだと思っていたし、どうチームに交わろうかというのは難しかったんですけど、いまは国が違えどサッカーに自信があるから移籍を決断したわけで、最悪そこでダメでもサッカーで認めさせてやろうという強い気持ちがあったので、あまり心配はしていなかったですけど、でも馴染むこともできたに越したことはないという感じですね」

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