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昌子源が振り返る激動の1年「あの経験があったから、って言えるように」

ゲキサカ / 2019年7月4日 20時12分

―そう考えると『言語の壁』を越えるには「若い頃から言語を学んだほうがいい」という要素だけじゃないということですね。
「でも、してるに越したことは絶対にないと思います。まず英語ですよね。英語は絶対にしていて問題はないと思いますし、とくにいまは海外組というくくりがすごく多くなった中で、若い子は海外に絶対に行きたいと思っていると思うんですよ。そしたら英語は最低限やっているに越したことはない。もちろん行って喋れたら覚えるけど、絶対にやっているに越したことはないのは間違いないですね」

―やっぱり学ぶことは大事だってことですね。
「絶対に大事だと思います。もちろんどこに行くかで、スペイン語とかフランス語とか変わってくるとは思うんですが、英語は共通で伝わるし、僕自身思いますからね。英語を完璧にマスターしてから行っていたら良かったなと思います。だから、いまプロに入った18歳、19歳の子はやっておいて問題はないと思います。あと自分は海外に行かないという人がいても、日本でもACLは英語なので。レフェリーとは。ACLで僕もキャプテンとか何回もやらせてもらっているので英語でコミュニケーション取りますし、実際に相手チームもキャプテンクラスになると英語は喋れますし、相手チームとの駆け引きも結局は英語です。日本代表に選ばれればレフェリーは必ず英語の方なので、そう考えると日本にいても使うことは必ず出てくるし、キャプテンやるやらないにしろ、英語圏の人とコミュニケーションが取れるだけですごく信頼度は高くなりますし、みんなもやっておいてほしいですね」

―英語という点では、アジア杯決勝直前の記者会見で吉田麻也選手が英語でスピーチをしていて、現地の記者から拍手喝采になったことがありました。
「あの人はあれですね、もうネイティブに近いと聞いたことがあります。あの人はすごいです。麻也くんに限らずですけど、英語喋れる人に『どうやったら喋れるんですか?』って聞いても、絶対に返ってくる言葉は一緒なんですよ。『いっぱい喋って…』とかになるんで、それができないから聞いてるんですって聞きたいんですけど(笑)。本当に自分に見合ったやり方でやるのが一番なんじゃないかなって思います。まあ独学もそうですし、いまってインターネットでも向こうの人と喋れることあるじゃないですか。僕はいまはずっと英語よりフランス語ですけど、フランス語を耳から慣れるだけでも全然違うし、そういう環境を日本でも作れると思うのでしていってほしいなと思います」

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