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25日インカレ決勝は「幸せもの」宮崎鴻が選手権“W優勝”に王手の駒澤vs名将のラストを歓喜の胴上げで飾りたい阪南

ゲキサカ / 2021年12月25日 13時54分

25日インカレ決勝は「幸せもの」宮崎鴻が選手権“W優勝”に王手の駒澤vs名将のラストを歓喜の胴上げで飾りたい阪南

 25日に行われる第70回全日本大学サッカー選手権(インカレ)の決勝で、阪南大(関西4)と駒澤大(関東2)が対戦する。

 駒澤大は3連覇を達成した2006年以来となる7度目の優勝を目指す。18年大会は決勝で法政大に0-1で惜敗。当時1年生だった現4年生はこの悔しさを持ち続けてきた。

 翌年にはインカレの前座試合として行った、1、2年生で戦う全国大会の新人戦の決勝で初優勝。世代のレベルの高さを示したが、やはりインカレの悔しさはインカレでしか晴らすことは出来ない。

 FW宮崎鴻(4年)は前橋高校時代に戦った高校選手権で初優勝を経験。高校、大学と最終学年で選手権制覇という偉業に王手をかけたことになる。宮崎は「恵まれすぎている。いい仲間に恵まれて、自分は幸せもの。(決勝は)自分たちの強さを引き出していけるように頑張りたい」と笑顔で決意を語った。

 一方の阪南大は準優勝だった2015年以来となる決勝進出になった。当時の決勝は関西学院大に0-4で完敗。関西勢対決で屈辱を味わった。今夏、監督から立場が変わった須佐徹太郎副顧問も「ボロ敗けしましたので」と前回を十分に意識する。

 そんな須佐副顧問は今大会限りで一旦、阪南大の指導現場から離れることになる。18日の準決勝で決勝点を決めたDF津野ジュウリオ心(4年=豊川高)が「先生を最後に胴上げしたいという話が出てきている」と明かしたように、チームに団結を生んでいる模様。須佐副顧問は「胴上げなんて泣きそうなことを考えているとは思いもしなかった」とおどけてみせたが、愛弟子たちの心配りにまんざらでもない様子だった。

 決勝はNACK5スタジアム大宮で13時にキックオフする。●第70回全日本大学選手権(インカレ)特集

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