三笘薫はなぜ“ターニングポイント”に強くなったのか「今日で人生が決まると思って毎回臨むようにしています」【単独インタビュー】
ゲキサカ / 2022年6月18日 6時30分
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MF三笘薫は2021年夏、生まれ育った川崎フロンターレを旅立ち、プレミアリーグ・ブライトンへの完全移籍で欧州挑戦をスタートさせた。1年目はベルギーのロイヤル・ユニオン・サンジロワーズに期限付き移籍すると、鮮烈なハットトリックを機に先発に定着し、クラブの歴史に残る快進撃を牽引した。
また昨年11月にはカタールW杯最終予選を戦う日本代表に初招集され、初陣のオマーン戦でさっそく初アシスト。2試合目となった今年3月のオーストラリア戦では終盤起用で圧巻の2ゴールを挙げ、森保ジャパンをカタールW杯に導いた。課題と収穫を手にした東京五輪を経て、あらゆる「ターニングポイント」で結果を残した印象が強いこの1年間。5月下旬、帰国直後の25歳にその思いを聞いた。
——東京五輪からの1年を振り返っていかがですか。
「流れるように過ぎていきましたけど、いろんなところでプレーできましたし、代表にも入れて、いろんな立ち位置の中でプレーできたことがすごく面白かったです。ステップアップとしてもそうですし、悪くはない1年だったかなと思っています」
——よく「サッカー選手としての価値を上げる」という表現がありますが、今季はまさにそういった1年になったのではないでしょうか。
「そうですね。海外に出ることによって学ぶことも多くありましたし、代表に入って体験できることも多かったです。海外に行ってよかったなというのをすごく思いますし、自分が成長している実感も日本の時より増しています」
——サッカー選手のステップアップは「ターニングポイントを活かせるかどうかが大事」とよく言われます。そういった意味では、ハットトリックを記録した10月のスラン戦が大きなきっかけとなったのではないでしょうか。
「それが一番大きかったですね。チームの信頼もそうですし、監督の信頼もそうです。それまではなかなか結果が出ず、スタメンでも出られていなかったので、ベルギーに行ってからは一番大きな試合だったと思います」
——あの試合に向けての気持ちの作り方、準備に何か変化があったのですか。
「あの試合は(味方選手の退場でチームが)10人になって、0-2で負けていたので、来るだろうなと思って準備していました。実際に出番が来たので、ここで逆転できたり存在感を出せれば、持っていけるなというのは思っていました。そういうタイミングで活躍できないと逆にスタメンももらいづらいと思っていたので、ある意味わかりやすい試合だったかなと」
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