三笘薫はなぜ“ターニングポイント”に強くなったのか「今日で人生が決まると思って毎回臨むようにしています」【単独インタビュー】
ゲキサカ / 2022年6月18日 6時30分
——先日、旗手怜央選手にもインタビューしたのですが、フロンターレ勢が欧州に出てチームを勝たせる活躍をしているのはすごいことだなと思います。
「もちろん、もともとチームのポテンシャルがあっての相乗効果もあるので、チーム選びと、自分の能力が合致できたということで、それはたまたまだと思います(笑)」
——日本代表についても聞かせてください。海外に移籍してからA代表に呼ばれ始め、とくに三笘選手の場合、アウェーゲームでの招集が多かったので移動などが大変だったと思います。両立する難しさは感じていましたか。
「とくにオーストラリアは本当に遠くて……(笑)。僕は(ユニオンでの試合からオーストラリア戦までに)間があったんですけど、代表選手のコンディションの難しさというのはすごく肌で感じました。代表に入っていない時は文字だけで見てわかっていましたけど、体感しないとわからない難しさもありました。それは自分で体感できてよかったなと思いますし、その上で活躍している選手へのリスペクトが増しました」
——移動は何か工夫して乗り越えたんですか。
「試合のあとすぐに移動なので、疲労もある中、やれることは限られています。回復だったり食事に目を向けることしかできないので、そういった基礎的なところをやるしかないかなと思っています」
——これまでさまざまな場所での発言を聞いていると、三笘選手はそういったノウハウを持っているプレーヤーだと思います。
「大学時代も通して、いろんなことの知識も増えましたし、それがサッカーに通ずるのは実感しているタイプだと思います。それをやらないよりやるほうがいいというのは意識しています」
——具体的に何か取り組んでいることはありますか。
「具体的にというより基本的なことですけど、試合後や練習後にすぐに食事をとったり、一つの睡眠をおろそかにしないことです。時差調整もそうですし、いろんなところに気を配ったりしていました」
——A代表では1試合1試合の重要性がさらに高まる中、三笘選手はわずかな出場機会を誰よりも活かし、「ターニングポイント」に強かった印象があります。そのあたりをどう捉えていますか。
「ワールドカップまで時間がない中で限られたチャンスではありましたし、最終予選でプレッシャーはありましたけど、そういう場面は結構いろんな場面でやってきたので得意だと思っていました。そういう日は『今日で人生が決まる』と思って毎回臨むようにしています」
この記事に関連するニュース
-
アジア王者・大岩Jが凱旋帰国! 松木玖生は優勝トロフィー抱えて登場「思い出に残る大会になった」
ゲキサカ / 2024年5月5日 1時27分
-
5戦ぶり白星狙う東京Vの城福監督…「形があってないようなところが鳥栖の強み」、3戦ぶり得点へ「ショートカウンターが大事」
超ワールドサッカー / 2024年5月2日 19時15分
-
五輪メダル3個 元スピードスケート高木菜那さんの「転機」先輩からかけられた言葉
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月14日 9時26分
-
16年ぶりJ1での東京ダービーに挑む東京Vの城福浩監督…「何を目指しているかを示す」、「大きな自信を持てるような試合に」
超ワールドサッカー / 2024年4月12日 19時20分
-
遠藤航がリヴァプールで不可欠な存在になるまで。恩師が導いた2つのターニングポイントと原点
REAL SPORTS / 2024年4月11日 2時33分
ランキング
-
1連敗の阪神・岡田監督「フォアボールが絡むよな、点が入る時に」木浪のライナー帰塁判断「そら難しいよ」
スポニチアネックス / 2024年5月4日 21時42分
-
2【マリーゴールド】ロッシー小川氏 ノアへの再参戦は「要望があれば、また来ますよ」
東スポWEB / 2024年5月5日 6時8分
-
3大谷翔平がまたポルシェ贈呈!しかし… もらった監督がお茶目に公開、米記者「おもちゃの車だ」
THE ANSWER / 2024年5月5日 9時44分
-
4【ボクシング】西田凌佑がプロ9戦目で世界王座を獲得 バンタム級世界王者は3人が日本人に
スポニチアネックス / 2024年5月4日 18時39分
-
5U―23大岩剛監督、OA枠活用かどうかは「本当にフラットな状態」…大会を通じて「選手たちが非常に成長」
スポーツ報知 / 2024年5月5日 0時49分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください