【単独インタビュー】中山雄太が“準備”と“メンタル”にこだわり抜く理由「僕が正しいというわけではなく、僕のやり方が僕に一番合っている」
ゲキサカ / 2022年7月14日 7時10分
——他の人とは違うコントロールの仕方を持っているような感じですかね。
「コントロールできないという選手も必ずいて、でもそれが良いか悪いかというと、その人に合っていればいいと思います。僕は僕のやり方を生きてきている上で見つけてきただけなので、僕のやり方が正しいというわけじゃなく、僕のやり方が僕に一番合っているなと思っています」
——そういった部分はまさに今までのサッカー経験が反映されているのだと思います。中山選手は世代別代表でキャプテンを務めていて、一見エリートコースを歩んできたように思われる一方、中体連出身であったり、柏U-18時代はいろんなポジションを任されたりと、難しさや葛藤もあったのではないかと思います。そのあたりの経験は結構大きかったですか。
「まさにそれがこうやっていろいろ考える僕の性格を生んだんじゃないかなと思います。性格的に『ここは自分のポジションじゃない』とか『自分の本来のポジションに戻ったらやれる』というのではなく、『どのポジションを任されても活躍したい』『どのポジションでも結果を出したい』っていう思いがあったので、そこで『じゃあどうする?どうやって結果を出す?』っていうところの思考法につながったんじゃないかなというふうに思います。やっぱり環境が結局人間を作っていくなというのはありますね」
——サッカーに関しては最後の質問です。自分のサッカーキャリアを次につなげていく意味でも、ここからの半年間はとても重要なものになるのかなと思います。来シーズン、そしてワールドカップをいまどう見据えていますか。
「今までやってきたものと変わらない部分としては、ワールドカップまでにどれだけ自分が成長できるのか、それがどれだけチームの成長につながるのかというところを、日々の自チームでの戦いで埋めていきたいです。それがさっき言った、より高い世界基準、世界のスタンダードとの差を埋めていくというところになると思います。あとやっぱり日が近づくにつれて勝手にモチベーションが上がったり、自分がコントロールできないようなものも増えてきたりすると思うので、それによって取り組むこともたぶん多くなってくると思いますし、そういった準備もしっかりしていきたいです。本当に何が大事かというと、ワールドカップでベストのパフォーマンスをして、結果を出すことなので。それに対して日々何をするかをしっかりと考えていきたいなと思います」
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