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【単独インタビュー】中山雄太が“準備”と“メンタル”にこだわり抜く理由「僕が正しいというわけではなく、僕のやり方が僕に一番合っている」

ゲキサカ / 2022年7月14日 7時10分

——スパイクのことについても聞かせてください。『DS LIGHT X-FLY 4』は中山選手とやりとりしながら、仕様を作り上げてきたスパイクだと聞きました。このスパイクへの愛着はいかがですか。
「やっぱり僕の意見を取り入れてスパイクを作ってくださるというところでは、単純に取り入れてくださったというところで思い入れがすごく強くなりますし、僕の意見を反映してくださっていることでもう本当にノンストレスというか、スパイク自体が僕のパフォーマンスに直結していると思っています。本当に感謝しています。また僕の意見もそうですけど、やっぱり『常にいいものを』という意識をすごく強く持ってスパイクを生んでくださるので、常にいいスパイクしか生まれてこないんですよね。そして新しいスパイクを履くと、旧型のスパイクよりも『やっぱりいいな』というふうにいつも思うので、そこが実感できるようなクオリティーのものを日々生んでくださることが僕の中で大きいです」

——スパイクはサッカー選手として唯一の仕事道具とも言えるくらいに大事なものだと思いますが、どのあたりにこだわりがありますか。
「まずは僕がスパイクを選ぶ時には、本当に“履いたその瞬間”に感じる部分を大事にしています。履いた瞬間って足は動いてないじゃないですか。でも動く前のフィット感だけで、新しいものをもらった時に進化しているのがすごく分かるんですよ。そこがすごいなと思います。また僕もいろいろ意見を出し合って、言わせていただく部分が反映されているのもしっかりと感じていて、今後もそれが間違いなく続いていくと思うので、僕はそれを履いてしっかりとパフォーマンスを出していくのが僕の使命かなと思います」

——履いた瞬間、進化しているという感覚が分かるんですね。
「具体的な例を出すとしたら、足のここが当たるか当たらないかであったり、当たり方の質が変わっていくんですよね。あとそもそもストレスがないというのはベースとしてあるんですけど、じゃあ足に対しての圧力というか、包み込み方が変わってきたのも感覚の部分であります。いつも『ここ変わりました?』って自分から聞くんですが、実際に結構そこが変わっているので、感覚的な部分は履いただけで分かります。だからこそ『まずは履いてみてください』って言いたいです」

——先ほどはワールドカップ仕様のスパイクでの撮影も行われていました。このスパイクを履いて世界に出るにあたって、ある種の使命感もあると思うんですがいかがですか。
「こうしてアシックスさんにサポートしていただいているので、僕が何をして恩返しができるかかというと、やっぱり良いパフォーマンスをしてその意義を出さないといけないなと思っています。あとやっぱり子どもたちって、僕もそうでしたけど、好きな選手であったり、活躍している選手の真似をしたくなるのは間違いないので、そういった選手に僕がなることが、アシックスさんにとっても嬉しいことだと思いますし、サポートし甲斐も生まれてきます。そこは僕にとっての使命というか、そうなったら嬉しいですし、そうならなければいけないと思います。僕に対してこうしてすごく思い入れを持って作ってくださるスパイクがあるからこそ、僕もそうやって強く思うことができているなと思います」

(インタビュー・文 竹内達也)

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