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[デンチャレ]日本高校選抜は未勝利で終戦も…課題を改善し、多数の“OB”擁したU-20全日本選抜と好勝負

ゲキサカ / 2024年3月3日 9時15分

後半、日本高校選抜FW高岡伶颯(日章学園高2年、右)がシュートへ持ち込むが、U-20全日本選抜CB多久島良紀(明治大1年=青森山田高)がブロック

[3.2 デンチャレ U-20全日本選抜 1-0 日本高校選抜]

 日本高校選抜は“OB”たち相手に健闘も、敗れて8チーム中6位に――。2日、第38回デンソーカップチャレンジサッカー 福島大会の順位決定戦が行われ、 5・6位決定戦はU-20全日本選抜が1―0で日本高校選抜に勝った。

 日本高校選抜はGKデューフエマニエル凛太朗(流通経済大1年=流通経済大柏高) 、CB多久島良紀(明治大1年=青森山田高) 、CB田口空我(流通経済大2年=流通経済大柏高) 、MF廣井蘭人(筑波大1年=帝京長岡高) 、FW小湊絆(法政大1年=青森山田高) 、FW塩貝健人(慶應義塾大1年=國學院大學久我山高/横浜FM内定) と“高校選抜OB”6人が先発したU-20全日本選抜に挑戦。今大会初勝利を目指した。

 その日本高校選抜は2日前の3バックから4バックへ戻し、4-4-2システムを採用。GK鈴木将永(青森山田高3年→東海大)、主将の右SB野田隼太郎(藤枝東高3年→早稲田大)、CB小泉佳絃(青森山田高3年→明治大)、CB山本虎(青森山田高3年→東洋大)、左SB{市川和弥}}(尚志高3年→東洋大)、MF神田拓人(尚志高3年→早稲田大)とMF太田隼剛(市立船橋高3年→桐蔭横浜大)のダブルボランチ、右SH杉本英誉(青森山田高3年→桐蔭横浜大)、左SH長準喜(昌平高3年→順天堂大)、FW宮下拓弥(桐光学園高3年→桐蔭横浜大)、FW小田晄平(昌平高3年→東海大)の11人が先発した。

 4度目の挑戦で初めて5位決定戦へ進んだ高校選抜だが、ここまで1分2敗。前回大会の1勝に続くことができていない。今大会最終戦で初勝利と、過去最高成績の両方を掴むことを目指して選手たちはピッチへ。米澤一成監督(京都橘高)は「この3試合で出た課題っていうのを意識させてやったんで、それはもう十分やったなっていう風には思っています」と振り返る。開始1分、杉本の右クロスから市川が左足シュートを放ち、3分にも太田が左足ミドルを狙う。

 山本が「まず繋ごうって、ミーティングでずっと言っていたんで、そこは前半、上手くいったのかなと思います」と振り返る。山本、またDFライン近くまで下りる太田が軸になって自陣PAからビルドアップ。課題だった攻撃時の距離感や活動量が向上し、抜群のキープ力を見せる長のドリブルなどを交えて攻め切って見せた。

 だが、U-20全日本選抜の方が力は上。また、小湊が「やっぱりオレらが去年(関東選抜Bに)勝ったように、(大学生にとっても)難しいってのはもう去年体感させてもらったので抜くことは無かったです」と振り返ったように、少しも気を抜くこと無く、全力で高校生に向かってきていた。

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