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選手権8強・昌平高新監督に玉田圭司氏が就任!アジア、世界で躍動したストライカーが高校サッカー部の指揮官に

ゲキサカ / 2024年3月9日 10時0分

高校サッカーの強豪、昌平高の新監督に元日本代表FW玉田圭司氏就任が決定

 アジア、世界で活躍したレフティーストライカーが、高校サッカー部の指揮を執る――。9日、第102回全国高校選手権8強の昌平高(埼玉)が、元日本代表FW玉田圭司氏の新監督就任を発表した。村松明人前監督は昌平のヘッドコーチとして、習志野高(千葉)時代のチームメートでもある玉田氏をサポート。また、村松氏は系列の育成組織で、強豪ジュニアユースクラブのFC LAVIDA監督を継続することになっている。

 玉田氏は日本代表として2006、2010年のワールドカップに出場し、2006年大会ではブラジルから鮮烈な先制ゴール。また、2004年のアジアカップ準決勝、決勝でゴールを決めて日本代表のアジア制覇に貢献したほか、柏や名古屋、C大阪、長崎で活躍し、Jリーグ通算133ゴールを記録している。

 2021年シーズンを最後に現役引退。指導者を志す玉田氏は昨年4月、長年培ってきた特別なテクニックやアイディア、スペシャリティの部分を期待され、藤島崇之元監督、村松ヘッドコーチ、関隆倫コーチ(元札幌)、菅野拓真コーチ(元千葉)、宮島慶太郎ヘッドオブスカウト(前千葉スカウト)と習志野時代のチームメートたちが指導する昌平のスペシャルコーチに就任した。昨年は月に一週間ほど昌平を訪れ、トレーニング、公式戦でアドバイス。そして、今年2月に監督就任の打診を受けたという。

 昌平は埼玉の新興勢力だ。FC LAVIDAとの中高6年育成によって2016、2018、2022年のインターハイで3位。また、選手権でも2019、2020、2023年度大会でベスト8に食い込んでいる。加えて、2023年から“高校年代最高峰のリーグ戦”プレミアリーグに参戦。毎年のようにJリーガーや年代別日本代表選手を輩出し、育成チームとしても注目を集めている。

 さらなる進化を目指す昌平からの打診。玉田氏は「昌平高校を1年間、コーチとして指導して、その中で昌平高校の良さや自分の考えていることと一致することが結構多かったので。監督に関しては凄く興味があるし、(他のコーチ陣が)自分のことを認めてくれていた部分もあるだろうし、その話があった時はめちゃくちゃ嬉しかったです」と振り返る。

 ただし、多忙な玉田氏はすでにスケジュールが決まっていた部分も。当初は即答を避けたものの、関係各所への調整を行い、監督生活をスタートすることを決断した。今後はより責任のある立場。また、かつてのワールドカップ戦士が強豪校の監督に就任するということで、大きな注目を集めるのは間違いない。

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