横浜FMがクラブ初ACLベスト4! 後半1人退場から山東の猛攻浴びるも…山根の好クロスからA・ロペスが渾身決勝ボレー
ゲキサカ / 2024年3月14日 8時33分
[3.13 ACL決勝トーナメント準々決勝第2戦 横浜FM 1-0 山東泰山 横浜国際]
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は13日に準々決勝第2戦を行った。横浜F・マリノスは山東泰山(中国)に1-0で勝利。後半開始早々にDF永戸勝也が退場処分で数的不利となったが、後半30分にFWアンデルソン・ロペスが決勝ゴールを決める。2試合合計3-1でクラブ初のベスト4に勝ち進めた。
クラブ史上初のベスト8進出を果たした横浜FMは、敵地での準々決勝第1戦で2-1と先勝した。ホームで迎えた第2戦では両SBを変更し、出場停止明けのDF松原健と先発復帰の永戸を起用する。
4-1-2-3の布陣で、GKはポープ・ウィリアム、4バックは左から永戸、DFエドゥアルド、DF上島拓巳、松原。アンカーはMF喜田拓也、左インサイドハーフはMF植中朝日、右インサイドハーフはMF渡辺皓太。前線3人は左からFWエウベル、A・ロペス、FWヤン・マテウスが並んだ。[両スタメン&布陣]
勝利しかない山東は先発2人を変え、エースFWクリザンを起用。序盤は横浜FMがボールを握る。前半6分、右サイドからY・マテウスが左足でクロスを上げると、ファーサイドに待ち構えた植中がヘディングシュート。だが威力はなく、GKワン・ダーレイにキャッチされた。
その後も横浜FM優勢で試合を運ぶ。前半22分にはPA手前でFKを獲得。永戸が左足キックで低い弾道のシュートを放つが、コースをGKワンに読まれて正面に収まった。
前半25分を過ぎると、徐々に山東がペースを握り始める。前半31分にはMFリー・ユェンイーの右CKからDFリウ・ヤンがヘディングシュート。ボールはゴール右隅からわずかに逸れた。その後は左サイドのMFバレリ・カザイシュビリ、右サイドのFWフェルナンジーニョ、中央のクリザンを中心に横浜FMのゴールに迫る。
要所で反撃に出る横浜FMだが、前半42分にアクシデント。敵陣に入り込んだY・マテウスが負傷してしまう。プレー続行不可能でFW宮市亮が投入された。エウベルが右ウイングに移動し、宮市が左ウイングとしてプレーをする。
前半はスコアレスで終了。横浜FMは2試合合計2-1でスコアを上回ったまま、残り45分間に臨む。
だが、横浜FMは後半開始早々に苦境を迎える。前半にイエローカードを受けていた永戸が相手選手を足裏で蹴ってしまい、2度目の警告で退場処分。数的不利のなかで戦うことになった。
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