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「負けてられない」FW古川公琉が決勝点!2チーム分の戦力、サブ組奮闘の飯塚が鳥栖U-18撃破

ゲキサカ / 2024年3月15日 8時39分

 現時点でのサブ組のメンバーで鳥栖U-18に勝利。古川は「もうポジション争いをかける試合だと思ってみんな準備していた。みんな、めっちゃくちゃ気合い入っていましたし、勝因はやっぱり失点がなかったっていうところと、みんな最後まで諦めずに戦い抜いたところ」と微笑んだ。

 飯塚の中辻喜敬監督は九州新人大会もメンバーを固定すること無く、大きく入れ替えながら4試合を戦っている。「結局、毎日毎日は出力出せないので。高い出力の中でどれだけやっていくかっていうことやから。(1試合で)しっかり出力を出して、その中でどうするか。(プレミアリーグの)参入戦を考えたら、1日おきに90分ゲームがある。そういうことも考えて」24人のフィールドプレーヤーとGKに多くの出場機会を与え、競争と成長を促している。

 その指揮官はプレミアリーグ勢と戦っているサニックス杯でまだまだ質が不足していることを実感。選手権で青森山田相手に守備強度で渡り合っていたからこそ、攻撃のクオリティはトレーニングから重点的に求めている部分でもある。

「守備のところで強度を出すっていうことは十分できると思うんで、そこからいかにクオリティを上げるか。そこの勝負かなっていうのは、感じています。今年は特に攻撃のところのビルドアップや崩しのところ、ゴール前のところにこだわってトレーニングをしていますね」(中辻監督)。

 初挑戦するプリンスリーグ九州1部が簡単な戦いになるとは全く考えていない。細部までこだわって一戦必勝。古川は「県大会3個取るのと、プリンス(リーグ九州1部)で優勝してプレミア(リーグ)参入するっていうことがチーム目標なんで、そこは絶対に成し遂げたいって思っています。個人としては、去年と一昨年と原翔聖君(3年)がFWにいて、同じ9番。あの大舞台出て2大会連続決める選手なんで、そんな勝負強い、また相手CBが自分と対峙してめちゃくちゃ恐怖に感じるようなFWになりたいって思います」。現在の先発組も、サブ組も大きな差はない。「(先発を勝ち取るためにも)最後まで諦めずに、その一瞬一瞬に100%を出して全力で取り組んだら結果もついてくると思うんで、その一歩一歩手を抜かずに全力で頑張っていきたいって思っています」という古川は、ライバルたちと切磋琢磨しながらレベルアップ。試合を通して活躍できる選手になり、大舞台でチームメートとともにインパクトを残す。

(取材・文 吉田太郎)

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