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開幕3戦ベンチ外…鹿島MF松村優太がようやく“パリ五輪イヤー”第一歩「まずは鹿島で結果を」

ゲキサカ / 2024年3月18日 14時1分

MF松村優太が今季初出場

[3.17 J1第4節 鹿島 2-1 川崎F カシマ]

 鹿島アントラーズMF松村優太が17日、J1第4節・川崎F戦で待望の今季初出場を果たした。出場時間はアディショナルタイム含めて10分強にとどまり、終盤に訪れた決定機を活かすことはできなかったが、ベンチ入りの機会さえ与えられなかったこれまでを思うと大きな一歩となった。

 松村は川崎F戦の後半39分、右ウイングのポジションで途中出場。アディショナルタイム1分にはペナルティエリア外から積極的にシュートを狙うなど、あふれる気迫を見せつけた。さらに同5分にはDF安西幸輝からのクロスに反応し、ゴール正面で決定的なシュート。だが、これはDF丸山祐市に防がれ、ゴールを割ることはできなかった。

「相手も1人少なかったし、勝っていたので自分のリズムを作るためにも強引にでも行こうと思っていた。久々の試合だったのでシュートやドリブルの感覚、試合感ではまだまだだと感じた。最後のチャンスはいいコースに行ったと思ったけど、丸山選手が足を残してきた。決め切れたら最高だったけど次に向けてやっていきたい」

 決定機を逸した結末には向き合うしかなかったが、前向きな気持ちもにじませた。

 昨季の最終節・横浜FC戦で豪快なゴールを決め、今季に向けて躍進の期待を見せていた22歳。ところが現状では、苦悩に満ちたシーズン序盤となっている。ランコ・ポポヴィッチ新監督の下、開幕3試合でのJ1リーグ戦ベンチ入りの機会はなし。今月15日に発表されたパリ五輪予選前最後の親善試合に臨むU-23日本代表メンバーリストからも名前が漏れた。

 サイドハーフにはMFギリェルメ・パレジが新たに加入し、点取り屋のFWチャヴリッチもサイド起用のオプションが採用される中、スピード系ウインガーとしてもMF藤井智也に続く立場。しかし、もどかしさの中でも「どっちにしろ毎日練習はするし、毎週試合はあるし、やらないといけない。それだけ。自分の100%だけは続けていこうと」いう気持ちでトレーニングに励んできたという。

 そうして掴んだ初の出場機会だった。「ずっと練習を見ている人はよくわかると思う。そこでウダウダしていても仕方がない。ここまでやってこられたことは自分にとって進歩だと思うので続けていきたい」。松村が漏れたU-23日本代表メンバーには昨季まで共にプレーし、期限付き移籍先のFC東京で今季4試合4得点のMF荒木遼太郎が2年ぶりに返り咲いており、結果次第で評価が変わる世界。「結果を出したり、試合に絡んでいたりしていけばおのずとそういうところも見えてくる。まずは鹿島でしっかり結果を残せるようにまた(次の試合まで)2週間やっていきたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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