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3度目のU-23日本代表入りは「パフォーマンスを評価された証」平河悠は町田で得た自信を胸に…パリ五輪を目指す

ゲキサカ / 2024年4月1日 7時8分

MF平河悠

 いまJリーグで一番ホットな男が、代表でも真価発揮を目指す。FC町田ゼルビアのMF平河悠はU-23日本代表に3度目の選出。「自チームのパフォーマンスを評価された証。今までやってきたことを代表で発揮して、パリオリンピックにつなげられたら」と力を込めた。

 昨年6月の欧州遠征でU-22日本代表に初選出されると、9月にバーレーンで行われたU23アジアカップ予選では2度目の招集となった。1試合の出場に終わり、悔しさを覚えたが、10月アメリカ遠征の招集は怪我のため不参加に終わる。そしてパリ五輪が近づく今回、改めて代表復帰。「不完全燃焼で終わらないように、自分の特徴をしっかり出して、もう一個ステップアップできるように」と今回の活動に懸ける思いは強い。

 J1初昇格ながら首位に立つ町田において、平河は4試合フル出場で活躍を続ける。第3節・鹿島アントラーズ戦でJ1初ゴールを挙げると、個の突破ではサイドから切り崩す場面も連発。第4節・北海道コンサドーレ札幌戦でも右サイドからのクロスが起点となり、FW藤尾翔太のゴールに結びついた。

「自分の特徴をここまで4節でしっかり出せている」。そう語る平河だが、数字という結果を残すことや攻撃面での課題も口にする。「ペナ内で落ち着きが必要だし、クロスやシュート、すべてにおいてのクオリティはもっと上げたい」。町田の躍進にもつながることだが、さらなる成長でU-23日本代表定着も目指している。

 今回の活動では22日にU-23マリ代表、25日にU-23ウクライナ代表と対戦。大岩剛監督は招集した26人を起用したい旨を公言しており、平河の出場する可能性も高い。

「2試合ある中で必ずチャンスが来る。そのときにいかに自分の特徴を出せるか。そしてチームにアジャストできるかだと思う」。町田で研ぎ澄まされた鋭い突破や90分間をタフに走り切れる守備強度は大きな武器だ。「いろんな面でチームに貢献できるところがある。そこを何分出ようが発揮することだけに集中したい」と意欲をのぞかせた。

 3度目の招集ということもあり、「メンタル面で自信はかなりついている」。それでも4月のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU23アジア杯まで時間は少なく、「ラストチャンスだと思ってしっかりやっていきたい」と慢心もない。見据える先は五輪であり、その先の舞台だ。「コンスタントに呼んでもらっているのでその期待に応えたいし、自分がA代表に入るためにはこれは通過点だと思う。4月に向けて今回の2試合でしっかりアピールしたい」。芽生えた自信を胸に、代表の舞台で躍進を狙っている。

(取材・文 石川祐介)
●AFC U23アジアカップ2024(パリ五輪アジア最終予選)特集ページ

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