田中碧、自身不在のアジア杯早期敗退に「負けからどうこうというのは意識していない」
ゲキサカ / 2024年3月19日 0時17分
アジアカップで招集を見送られたMF田中碧(デュッセルドルフ)にとっては、今年元日のタイ戦以来の日本代表合流となった。アジア杯の日本代表の戦いぶりについては「試合は見ていたけど自分の口から何かいうことは特にない。ピッチに立っている人にしか分からない部分がある」と多くを語らず。北中米W杯2次予選への意気込みを冷静に語った。
田中は今年元日の「TOYO TIRES CUP」で先制点を決め、A代表通算7ゴール目を記録したが、続いて行われたアジア杯は招集外。森保一監督はメンバー発表会見で「招集できる条件の中でベストということでこのグループを作らせていただいている」と説明したが、当時の田中は移籍が取り沙汰されており、ステップアップ移籍の可能性を見込まれて招集を見送られたとみられている。
結果的にステップアップ移籍は実現しなかったものの、アジア杯期間中に行われたDFBポカール(ドイツ国内杯)で得点を記録し、チームを準決勝に導くなど、コンスタントにフル出場が続く中で好パフォーマンスを発揮している田中。直近4試合では2ゴール2アシストの結果を残し、自動昇格圏2位と3ポイント差の3位に浮上させる好調の原動力となっている。
それでも田中は冷静に自身の現状を見つめていた。「結果が出ることはもちろんすごく嬉しいし、数字的に見てもメンタル的にポジティブになるのはサッカー選手として当然だけど、もちろん嬉しいけどそこが全てではない。そこが全てな部分もありながら、最近はアンカーで出ていて得点するチャンスはあまりないので、アシストができているのはポジティブかなと思う」。結果自体よりも積み上げのほうに焦点を当てていた。
その姿勢は日本代表チームに向けても同様だった。
アジア杯ベスト8敗退という結果を受けても「スポーツなので負けることもあるし、そこから何を学ぶかが大事だと思う」と指摘。「個人としては負けからどうこうというのはあまり意識していない。毎試合毎試合やることをやる、できることをやるのが大事。個人としては毎試合できないこともあるし、それを修正していって右肩上がりに選手として成長していくことが代表に限らず、チームでも必要。負けたから特段何かを考える必要があるというのはないのかなと思うし、勝っても考えることはある」と冷静に話した。
(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア2次予選特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
“3試合無得点”で五輪消滅…オーストラリアで再注目される今大会招集外の同国No.1若手イランクンダ「行きたかったけど…」
超ワールドサッカー / 2024年4月26日 14時55分
-
【五輪最終予選】U-23山本 韓国に気持ち「負けてない」カタール戦は「どアウェーの雰囲気楽しむ」
スポニチアネックス / 2024年4月23日 1時10分
-
日本vs北朝鮮 試合記録
ゲキサカ / 2024年4月11日 11時48分
-
“パリ五輪世代”10番着用のU-23日本代表MF佐藤恵允、番号の重みとともに決意新た
ゲキサカ / 2024年4月1日 7時7分
-
U-23日本代表の3月シリーズ「アピール成功の5人」 J1で躍動MFがパリ五輪最終予選へ名乗り【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年3月29日 7時30分
ランキング
-
1C大阪VS横浜FM、試合中倒れた急病人の意識は確認 チーム医師らが客席に駆け付け対応→救急車で搬送
FOOTBALL ZONE / 2024年4月27日 17時30分
-
2「衝撃的で恥ずかしい夜」 大谷翔平7号で敵地紙が赤っ恥、ブーイング消され「今季最悪の試合」
THE ANSWER / 2024年4月27日 11時27分
-
3大谷翔平がMLB日本人通算HR記録を更新 それでも超えられない「ゴジラ松井」という高い壁
NEWSポストセブン / 2024年4月23日 17時30分
-
4横綱照ノ富士の憂鬱…辞めるに辞められず、後進育てつつ騙し騙し土俵に立ち続ける重責
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月27日 8時0分
-
5大谷翔平に近距離1mでブーイングしたまさかの人物 「面白い」「ブーって言ってる」と日本人笑撃
THE ANSWER / 2024年4月27日 21時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください