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【単独インタビュー】日本代表主将MF遠藤航はいかにしてリバプールに適応したのか「自分自身に言い聞かせていたのは…」

ゲキサカ / 2024年7月5日 7時0分

日本代表MF遠藤航(リバプール)

 日本代表MF遠藤航(リバプール)はプロサッカー選手としての活動に加え、アメリカ大学サッカー留学支援サービス『キミラボ』のスペシャルサポーターとして、海外挑戦を志す高校生のキャリアをサポートする活動にも精力的に取り組んでいる。

 6月下旬に東京都内で行われた説明会では集まった約50人の高校生の前に登場し、かつて浦和レッズでチームメートだった那須大亮氏との対談を実施。「大一番への臨み方」「海外生活への適応法」などといった幅広いテーマについて熱弁し、リバプールでの日々にも触れながら刺激を与えていた。

 ゲキサカではイベント終了後、遠藤の単独インタビューを実施。このプロジェクトをサポートする思いや、自身のキャリアの切り拓き方、また海外挑戦を志す高校生にも参考になるであろうリバプールに適応できた秘訣を聞いた。

——まずは『キミラボ』での取り組みについて聞かせてください。高校生の海外サッカー留学支援という点では、大きく言えば「キャリア支援」ということにもつながると思うのですが、どのような思いで行ってきたんでしょう。
「まずサッカー選手のキャリアは全てが明るいものではないですよね。それは引退後のセカンドキャリアもそうだし、これから高校や大学でプロになろうとチャレンジしようとしている選手たちも同じです。そこでまずはこれからの選手たちを何かサポートできないかということを一番の大きなモチベーションにして始めました。ここでは留学ということですけど、そもそも『海外に挑戦したいけど行くすべが分からない』という高校生が多くいるというのを聞いて、こうして僕が表に出ることで、こういう形もあるんだよというのを知ってもらえたらなと思っています。今は『遠藤がサポートしている取り組みでアメリカに行くチャンスがあるんだな』というのをより多くの高校生に知ってもらうのをベースにやっていて、『選択肢があるなら行きたい』という高校生は意外と多いなというのを実感しているので、それはすごく良いことだと思うし、また今回も僕が話したことがきっかけでチャレンジしていく人が増えればなと思っていますね」

——遠藤選手自身も湘南ベルマーレユースからトップチームに昇格が決まった後、一度大学に進学していますよね。そうしたキャリアも影響しているんでしょうか。
「僕自身も『仮にプロで成功できなかった場合は……』というのを考えたりしていて、当時は『大学に行っておいたほうが、大卒の資格を取っておいたほうが』というのもありましたね。またサッカー選手としてもスポーツ科学、スポーツ医学、身体について勉強したいなという気持ちがあって進学しました。今はオンラインで大学に行けるところも多くなっているので、それも一つの選択肢だと思いますし、当時も通う選手はなかなかいなかったと思いますけど、行ってよかったなと思います。自分は結果的にこうしてプロとしてリバプールまで来られましたけど、将来設計を考えながらいろんなことをやっていくのは大事だなと思います」

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