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【単独インタビュー】日本代表主将MF遠藤航はいかにしてリバプールに適応したのか「自分自身に言い聞かせていたのは…」

ゲキサカ / 2024年7月5日 7時0分

——アジア杯後からは主力としての活躍が続いたことで、リバプール現地でも信頼感が高まっている様子が伝わってきました。リバプールの街全体、またクラブを取り巻く人々からの空気感はどのように感じていましたか。
「チームメートの信頼も含めて、認められているなというのを感じていましたね。12月もそうだし、アジア杯から帰ってきてからは特に感じていました。ただそこはある意味、自分自身が最低限やらないといけないタスクであったというか、僕もただずっとベンチに座っているためにリバプールに来たわけじゃないので、チーム状況を考えても自分が高いパフォーマンスを発揮して、スタメンで出続けないとリバプールはCL圏入りや優勝争いはできないと思っていたました。でも認めてくれたのは嬉しかったですね。そのゾーンに入れば、あとは自分もさらに伸びるだけなので。またファンも最初からサポートしてくれていましたけど、そうなってからはより『遠藤を応援しよう』という輪がどんどん広がっていった感覚もありました」

——アンフィールドは単なるビッグクラブのホームスタジアムというわけではなく、世界のサッカー選手から憧れられる特別な雰囲気のある場所だと思いますが、そこに馴染んでいくというのはどんな感覚なんでしょう。
「僕はすごく街を歩いているほうではないんですけど、リバプールはビートルズとアンフィールドの街だと言われていて、本当にみんなが応援してくれていますし、あとハングリーな雰囲気があって、そこがたぶん自分のプレースタイルにマッチしているんですかね。みんな縁の下の力持ち的な、泥臭いことをやる選手を好むファンたちなので、そういう意味で馴染めている感覚があります」

——プレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたマンチェスター・C戦あたりからはより強く感じていました。ただ、『月刊遠藤航』での試合後の動画を見たのですが、引き分けという結果に満足していないという点を強調していたのも印象的でした。そういう意味では結果という点が次の1年のテーマになるんでしょうか。
「本当に満足はしていないですね。CL圏を取ったことには一定の評価が得られると思いますが、リーグ優勝もしたかったし、常に上を目指してやってきた人間なので、そこはまだまだだなと思っています。ああいうシティ戦のような試合を勝っていれば優勝するチャンスがあったかもというのはシーズンを振り返っているといくらでも出てくるので、来季は目の前の試合でしっかり勝ち点3を取り続けられるようにやらないといけないなと思っています」

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