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日本代表 北中米W杯アジア最終予選メンバー発表、森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2024年8月29日 18時48分

―伊東純也の招集外はこれまで「彼を守るため」と話していた。今後、彼に期待するものは。
森保監督「説明を細かくするとこの1問だけで終わってしまうことになるかもしれないので、できるだけ簡潔に話したいが、さきほど山本ダイレクターもおっしゃられた通り、これまでの招集するしないに関しては、招集できるということで私自身は協会のほうから言っていただいたし、私自身もそう考えていた。これまでも招集ができたが、招集できなかったのは『彼を守るためと』と皆さんにお話ししてきた。それはなぜかというと、まずは彼が落ち着いて日本代表選手としてサッカーに向き合い、プレーできるかということと、チーム全体で落ち着いて活動できるか、試合に向かっていけるかを考えた時、これまではまだ疑問が残っているところがあった。今回は招集させていただいたことについては、一つ大きなポイントとして、彼がスタッド・ランスの選手としてジャパンツアーをして、日本でプレーしていた時、ここにおられるメディアの皆さん含め、多くのサポーターの皆さんが温かく彼を見守ってくれる環境があることをスタッド・ランスでの活動を見て、私自身、落ち着いて彼がプレーできるし、チームとしても落ち着いて活動できるということで判断した。メディアの皆さんには彼が思い切ってプレーできるという環境づくりをしてくださったことに感謝申し上げます。これからまた彼は日本のためにプレーしてくれると思うので、引き続き温かく見守っていただければ幸いです」

―長谷部誠コーチについて。日本代表がこれから上を目指していく上で、足りないものを埋めていくことで彼に期待したいものがあると思うが、具体的にどういうところを彼に求めるのか。招集は森保監督自身の要望で実現したのか。
森保監督「長谷部コーチの就任に関しては私が協会の方々にお願いさせていただいた。もちろんコーチ陣、スタッフとも話して、これから我々がアジアでより確実に勝っていくため、そして世界一を目指して戦っていく中で、現状のスタッフでも間違いなく確実に前進していけると考えているが、長谷部コーチが持っているヨーロッパでの経験は間違いなくこれから我々が前進していく上でいろんな刺激にもなり、前進するためにより必要だということで、スタッフともみんなで話し合って決めた。我々の現状のコーチングスタッフ、海外で選手経験のある名波(浩)コーチもいるが、実際は国内にいながら多くの代表選手が活動しているヨーロッパでの活動は選手から情報をもらって、我々も現地に行きながらいろんな情報をもらいながら、世界の情報をインプットする、世界の価値観、日本の価値観をミックスして、日本らしく、日本代表として最大限に力を発揮できるように努力しているが、長谷部コーチのこれまでの経験がまた大きく貢献してくれると思う。コーチ経験としてはまだ始まったばかりなので、足りないところもあるかもしれないが、逆に指導者として学ぶ前に選手側から感じる、選手として選手に働きかける、より選手目線でいろんなことを伝えられるという大きな部分を持っているので招集させてもらった」

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