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10番柚木創の決勝PKで流通経済大柏が初出場・東海大相模を撃破!!6大会ぶり決勝進出で前橋育英と対決へ

ゲキサカ / 2025年1月11日 16時16分

 流通経済大柏は後半開始から和田と宮里を下げ、MF稲田斗毅(3年)とDF幸田爽良(3年)を投入。稲田と飯浜のダブルボランチで、柚木が右サイドハーフにポジションを移した。後半開始早々に亀田の右足ミドルがゴール右上のポストを直撃するなど、一気に攻勢を強めた流通経済大柏は後半8分、右サイドをドリブルで突破した柚木の折り返しを粕谷がシュート。そのこぼれ球を山野が狙ったが、今度はクロスバーに阻まれた。

 1点を追う東海大相模は後半10分に2人を交代。高畑と辻に代えてFW戸川昌也(2年)とFW西田蓮(3年)がピッチに入った。西田はそのまま右サイドに入り、戸川が1トップへ。小林晄がボランチにポジションを下げた。すると、今大会初出場となった戸川が豪快なロングスローを連投し、場内を沸かす。流れを引き寄せ、流通経済大柏を押し込んでいくが、後半17分、小林晄のシュートは柚木が体を張ってブロックした。

 流通経済大柏は後半20分、今大会4得点の山野に代えてFW安藤晃希(2年)を投入。安藤は左サイドに入り、亀田のトップ下で4-2-3-1気味のシステムに変更した。東海大相模も同26分に小林正に代えてFW山田大樹(3年)を投入。お互いに交代カードを切って、次の1点を狙った。

 流通経済大柏は後半32分、大きなサイドチェンジから松本が右サイドをオーバーラップ。マイナスのクロスを粕谷がスルーして亀田が右足を振り抜いたが、GK松坂がセーブ。東海大相模は戸川のロングスローで圧力をかけるが、流通経済大柏の選手たちも高い集中力で跳ね返す。流通経済大柏は後半アディショナルタイム、粕谷に代えてDF富樫龍暉(3年)を投入。富樫が右サイドバックに入って、松本が1トップに上がると、アディショナルタイム3分には飯浜に代わってMF島谷義進(2年)も投入され、そのまま1-0で逃げ切った。

 選手権決勝での流通経済大柏対前橋育英という対戦カードは2017年度大会決勝と同じ。当時は前橋育英が1-0で勝ち、悲願の初優勝を飾っている。今季の高円宮杯プレミアリーグEASTでは1勝1敗の五分の成績を残している両チーム。流通経済大柏が7年越しのリベンジで17年ぶり2度目の頂点に立つか。前橋育英が再び流通経済大柏を倒して、それ以来となる7年ぶり2度目の日本一に輝くか。注目の決勝戦は、国立競技場で13日午後2時5分キックオフだ。

(取材・文 西山紘平)
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