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流経大柏MF和田哲平“殊勲”のPK獲得、HT交代も「大丈夫です」得点王&日本一に意欲「自分が点を取って勝たせるだけ」

ゲキサカ / 2025年1月11日 22時50分

流経大柏MF和田哲平“殊勲”のPK獲得、HT交代も「大丈夫です」得点王&日本一に意欲「自分が点を取って勝たせるだけ」

[1.11 選手権準決勝 流通経済大柏 1-0 東海大相模 国立]

 戦前の予想に反して、流通経済大柏高(千葉)は序盤から苦戦した。「憧れの国立で固くなるんだなというのが最初の印象。東海大相模さんも粘り強く戦ってきた」。榎本雅大監督も頭を抱える展開だった。

 しかし0-0での折り返しがみえた前半40分だった。ロングスローの流れからクリアに行った東海大相模FW辻将輝(3年)が大きく振り上げた右足が、MF和田哲平(3年)の顔面に入ってしまう。中川愛斗主審も目の前で起きた出来事に、すぐに笛を吹いてPKスポットを指さした。

 ただPKキッカーはMF柚木創(3年)が務めた。現在3得点を決めている和田。得点王争いを考えても自身で蹴るかと思われたが、もともとキッカーは柚木に決まっていたという。またハーフタイムでの交代になったが、ファウルを受けた影響ではない様子。「(頭は)守っていたので大丈夫です」と試合後の変調もないことを強調した。

 2007年度以来2度目の優勝を目指す流経大柏だが、決勝進出2018年度以来となる。当時主力だったDF関川郁万(鹿島)は、現メンバーの多くの憧れ。和田もその一人で、今大会前に一緒に練習する機会があり、「1対1もさせてもらったりしました」と夢のような時間を過ごせたことを明かす。

 日本一に立って“先輩超え”へ。前橋育英との決勝は、関川が当時2年生だった17年度大会決勝の再戦にもなる。「自分たちは日本一になるためにずっと練習してきて、やっと日本一になる舞台が整った」。優勝への意気込みを改めて語った和田は、「自分がしっかり点を取ってチームを勝たせるだけ。最後はやり切るだけです」とトップと2点差で迎える得点王争いにも意欲をみせた。

(取材・文 児玉幸洋)
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