1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

左SBで大会3アシスト、前橋育英2年生DF牧野奨は“本来の形”でベンチに下がるも…

ゲキサカ / 2025年1月11日 23時16分

DF牧野奨(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[1.11 選手権準決勝 東福岡高 1-3 前橋育英高 国立]

 前橋育英高(群馬)は1回戦で先発していたMF柴野快仁(2年)が2回戦から体調不良のために離脱。左SBだった竹ノ谷優駕(2年)を柴野の代わりにボランチで起用したことで、1回戦ではベンチ外だったDF牧野奨(2年)に左SBとしての出番が回ってきていた。

 そして2回戦の愛工大名電高戦では、前半7分にMF平林尊琉(2年)が決めた先制点の場面でアシストを記録。続く3回戦の帝京大可児高生戦では、前半8分のFWオノノジュ慶吏(3年)の追加点をアシストすると、同点とされて迎えた後半31分にもMF中村太一(3年)の得点でアシストを決めるなど、印象的な活躍を続けていた。

 ただ準決勝にも先発したが、体調が回復してベンチ入りメンバーに復帰していた柴野が後半開始から投入されたことで牧野と交代。“本来の形”に戻されていた。しかし今大会始めて先制を許した試合展開。牧野自身も初の国立競技場での試合に「緊張して固くなってしまった」と反省する。さらに自身が交代してからの逆転勝利に、「せっかくこのピッチに来たのにと、後悔なくやろうと全員が変われた結果だと思います」とチーム力の勝利を誇った。

 全国優勝まであと一勝。前回優勝した2017年度大会でも対戦した流通経済大柏高との決勝の再現となる。小学生の時に当時のチームをみて上州のタイガー軍団に憧れを持ったという牧野も、再現を十分に意識する。2年生で選手権を優勝することで来年のプレッシャーになるのではとの問いに笑みを浮かべるも、「流経さんは後ろも前もいい選手ばかりだけど、自分たちの人とボールが動くサッカーをやれば、個に対してもチームで戦えば勝てると思うのでそれをしっかり発揮したい」と力強く話して必勝を誓っていた。  

(取材・文 児玉幸洋)
●第103回全国高校サッカー選手権特集▶部活生の足元を支える新素材!カンガルーレザーからSILKYWRAPへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください