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【単独インタビュー】異国でのリハビリ生活乗り越えた川村拓夢、CLデビューへの奮闘劇「実はもともと極度の潔癖症で…」

ゲキサカ / 2025年2月5日 19時0分

——ありがとうございます。ここからはシーズン中のことについて聞かせてください。昨年夏にオーストリアに移籍し、開幕を目前に控えた中でのケガはメンタル的にも厳しいものがあったと思いますが、どんな思いで過ごしていましたか。
「もう本当にすごく難しかったですね。でも自分はサンフレッチェの時もそうでしたし、愛媛の時もそうでしたが、最初は毎回どん底に落ちてからのスタートなんですよ。そこから這い上がって行くのが僕だと思っているので、あの3か月間、試合に出るまでの約5か月間は自分にとって必要な時間だったと思っています。何より自分にとって必要なケガにしたかったので、そう捉えて取り組みましたし、それで今はすごくコンディションも良いので、そういった感覚に出会えたことが今では良かったと思っています」

——プロ入り当初の挫折経験を意識することもあったんですね。実際にどのような思いで当時を捉え直していたんですか。
「正直、あの時は本当に周りの人のおかげというのが一番でしたね。愛媛にはたくさんのプロフェッショナルな選手がいましたし、監督にもお世話になって、まずはJ2でこの川村拓夢という選手を知ってもらえたと思うので、そういった自信を得てサンフレッチェに帰ることができたのが大きかったです。本当に周りの人に恵まれていなかったら、僕はもう正直すぐに終わっていた選手だと思いますし、プロサッカー人生はすぐに終わっていたと思うので、今でも感謝の気持ちでいっぱいです」

——そうした過去もある中、今回のケガは異国の地でより難しい状況だったと思いますが、どのように乗り越えていたんでしょう。
「最初は気持ち的に切り替えるのがなかなか難しかったですが、もうやるしかないので。リハビリ以外でも身体と向き合う時間が増えましたし、いろんなことをとにかくやろうと思っていましたね。語学もまだまだだったので、そういったところに時間を割いて、ケガをしているということを忘れるようにしていました」

——チーム内では英語ですか?
「英語ですね。最初よりは聞き取れることも多くなりましたし、理解できることが増えました。ただもちろんまだまだなので、これからも継続していきたいなと思っています」

——リハビリの日々では周りの人からの助けもあったと思います。どのようなサポートを受けていましたか。
「クラブは本当にサポートしてくれましたし、心の部分もすごくケアしてくれたので、そういった面ではすごく助かりましたね」

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