【単独インタビュー】異国でのリハビリ生活乗り越えた川村拓夢、CLデビューへの奮闘劇「実はもともと極度の潔癖症で…」
ゲキサカ / 2025年2月5日 19時0分
——続く10日にはパリSGとのUEFAチャンピオンズリーグにも出場しました。
「パリ戦はもう、ピッチに入るまでは『やってやるぞ』という感覚だったんですが、入ったあとは『これがチャンピオンズリーグか』という感じで、感じたことのない重圧というか、相手がボールを持っているだけですごく怖かったですし、一瞬でもスキがあればやられるような試合でした」
——ピッチに入る時の気迫は画面越しでも伝わってきました。
「本当にそうで、ファーストプレーはすごく良かったんですよね。でも『よし、ここから』と思ったら、その次にボールをもらったら一気に3人くらいで囲んできて、リーグ戦だったらそんなことはないし、練習でもなかったプレッシャーや切り替えの速さだったので、これが世界のスタンダードなんだと感じましたね」
——ファーストプレーの後は相手もポジショニングを修正してきて、どんどんマッチアップすらできないような状況になっていきましたよね。
「そうですね。チームとして向こうもよりギアを上げてきた感じがしました。そこの差は感じましたね」
——失点の場面は日本だと間に合うスピード感でカバーに入り、さらに2人を見ながら潰しに行っていました。あの感覚はいかがでしたか。
「もう正直、潰せる気はしなかったですね。行かないとシュートを打たれるし、行ったら行ったで外されて失点したので。でもあれを守れるようにならないといけないし、あれを基準にやっていかないといけないなと思います」
——当時はペップ・ラインダース監督が率いていましたが、川村選手の獲得にあたってもすごく高く評価していたと聞きました。かつてはリバプールのアシスタントコーチとして南野拓実選手とも一緒に仕事をしていた方ですが、彼はどんな指導者でしたか。
「まずは僕が英語をあまり話せないということをすごく理解してくれていて、監督も同じような経験があったようで『自分も8か月から1年くらい同じ経験をしたんだ』って親身に話をしてくれたのがありがたかったですね。それに誕生日の時にはメッセージもくれて、チャンピオンズリーグでデビューもさせてもらえて。その中でこれからも一緒に戦えないのは残念ですが、彼が僕にとって最初の監督で本当に良かったなとすごく感謝しています」
——彼のような世界トップレベルを見てきた指導者に高く評価されるという手応えもあったと思うのですが、いかがでしたか。
「たしかに僕のプレースタイルというのはなかなかいないと思いますし、より唯一無二の選手をもっともっと目指して、海外でもそういうところを出していきたいなと思います」
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