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【タイ】ソンクラーン期間中の交通事故、昨年より増加

Global News Asia / 2015年4月17日 10時0分

タイ東部の観光地パタヤの水かけ祭りはバンコクより遅く、16日から20日まで行われる。加減を知らない外国人観光客の強烈な水かけでバイクが転倒するなどの事故も多い。(そむちゃい吉田 撮影)

 2015年4月16日、タイ警察は9日から15日のソンクラーン期間中に発生した交通事故と死傷者数を発表した。

 それによると交通事故件数3373件、負傷者3559人、死亡364人だった。これらはいずれも昨年同時期より増加していることがわかった。

 ソンクラーンと呼ばれるタイの水かけ祭り期間中、多くのタイ人が車などで故郷に帰省する。連休ということで羽目を外して飲酒運転での交通事故が絶えない期間として毎年警戒が強められる。

 今年もタイ全土で4月9日から15日にかけてを「危険な7日間」として特に警戒を強めていた。しかし、昨年に比べていずれも上回ってしまったことがわかった。

交通事故総数
2015年:3373件 2014年:2992件

負傷者数
2015年:3359人 2014年:3225人

死亡者数
2015年:364人 2014年:322人

 事故原因としては、飲酒が39.31%。速度超過などが24.35%だった。またオートバイによる事故は、全体の81.34%にのぼった。

 また死傷者の多くは、ヘルメットやシートベルトをしていなかったことが原因であることも指摘された。

 最も事故発生件数が多かった県は、中部ピサヌロークで141件。また、多数の死傷者を出したのは東北部スリン県で、死者16人、負傷者152人だった。

 逆に死者が出なかった県は5つあり、北部メーホンソーン、西部サムット・ソンクラーム、サムット・サコーン、南部プーケット、ヤラーだった。

 今年は19日まで連休となっている所も多く、この週末から本格的なUターンラッシュを迎える。またタイ東部パタヤなどの一部では、今週末に水かけ祭りの本番を迎える地方もある。この為、地元警察は引き続き警戒を呼びかけるとともに、飲酒運転などさらに取り締りを強化する方針だ。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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