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【タイ】一見、普通の食堂に見える香港式北京ダック店『Mandarin Roast Duck Res』

Global News Asia / 2015年6月6日 11時0分

中国に引けを取らない、タイのローストダック。写真は豚の三枚肉のからあげのセット。豚肉もまた外はカリカリ、中はジューシーでおいしかった。(高田胤臣 撮影)

 2015年6月6日、タイで気軽に入れるアヒル料理の店を紹介する。日本人が多く住むトンロー通りの奥にある『Mandarin Roast Duck Restaurant』だ。外観はタイによくある食堂といった雰囲気だが、富裕層のタイ人や在住日本人などが訪れる中華料理店である。

 タイは東南アジアの中でも特に屋台文化が発展している国で、中には中華料理を発祥としたものも少なくない。よく街中を歩いていて見かけるのが、興味をそそられるような茶色とも赤ともつかない色に焼かれたアヒルをぶら下げている店だ。この『Mandarin Roast Duck Restaurant』も同じように店先にアヒルを下げている。

 しかし、タイの屋台で食べる場合、ご飯に乗せたものはひと皿40バーツ程度(約150円)だが、ここは倍近い70バーツ(約260円)にもなる。肉だけの皿もSサイズで200バーツ(約740円)もするので、高級とは言わないまでも、決して安くはない。その代わり、肉はジューシーで、鶏肉とは違った野性味のある味わいというか、屋台やタイの安食堂で食べるものとはまったく別物である。

 創業20年で、香港から移住してきた在住中国人が先代で、当時からの味を守り続けている。客も昼や夕食時はいっぱいで、特に土日の昼間は日本人客でごった返すという。ほかにも中華料理各種が充実しているし、タイでは朝食の定番でプレーンで食べるのが一般的なパートンコー(揚げパン)にエビのすり身を載せたオリジナルメニューもある。

 タイはフカヒレ料理店も多く、香港人などは地元で食べるよりもタイは良質で安いフカヒレがあるということで、こぞって中華料理店に押しかける。この『Mandarin Roast Duck Restaurant』にも在住中国人が多く訪れるほどだ。

 本格的なローストダックが食べたくなったら、トンローを目指すべきのようである。

【執筆 : 高田胤臣】

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