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【カンボジア】甲府市での研修を生かし、職員が小学生に水環境授業を実施―JICAカンボジア事務所

Global News Asia / 2015年11月20日 12時14分

授業の様子(JICA提供)

 2015年11月19日、JICAカンボジア事務所が発行する「カンボジアだよりNo51」に、『小学生に水環境教育シェムリアップ州の職員、甲府市での研修を生かし』と題する記事が掲載された。

 (記事)10月27日、シェムリアップ州の小学校教員養成付属小学校で、水環境についての授業が行われました。同州公共事業運輸局下水課の職員が5年生44人に下水処理の仕組みなどを教えました。

 この授業は、下水課の職員が、山梨県甲府市によるJICA草の根技術協力事業「シェムリアップ州・下水道/水環境改善事業」やJICAシニアボランティアを通して学んだことを実践したものです。

 甲府市が実施している子どもたちへの出前授業をヒントにした、工夫をこらした授業に取り組みました。こうした授業は今回で3回目。なかでも、犬と鶏のキャラクターを使ったクメール語の小冊子は、とても分かりやすいと好評で、職員たちはこれからも続けたいと語っています。

 甲府市上下水道局による技術協力事業は、2013年からの2016年3月までの3年間で実施されています。下水施設の適切な管理・運営について、担当職員の能力を強化するのが目的で、今回のような住民への啓発活動のほか、施設の維持管理方法、水質検査など技術面、利用者サービス向上、料金徴収を含む会計など行政面での人材育成に取り組んでいます。

 甲府市側からはのべ19人、4回に及び職員がカンボジアに派遣され、カンボジア側からは、のべ14人が3回にわたり日本での研修を受けました。
【編集 : 高橋大地】

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