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【コラム】断捨離力満載、 韓国に敬服!

Global News Asia / 2021年10月26日 6時0分

韓国のイメージ

 2021年10月、韓国気象庁が2000年から2020年まで総額1192億ウォン(約111億8000万円)で購入したスーパーコンピュータ―3機が、たった7920万ウォン(約742万6000円)で売却された。さらに、この売却価格は「スクラップ処理」費だ。

 性能はほとんど落ちていない。しかし、交換の時期が過ぎたスーパーコンピューターはリサイクルすべきだというもっともらしい理由で、だ。

 ここに、日本の某野党の女性国会議員がいたら、購入の際に「世界で2位ではダメですか」と買ってもらえなかった代物だ。韓国だからこそ、「先進国である韓国にこそ、最先端のスーパーコンピューターはふさわしい」と政府がお金を出したのだろう。

 ここにとってもふさわしい日本の諺がある。「ブタに真珠」。本当に、ブタに失礼な諺だ。ブタは、実は清潔環境が大好きな動物で、キレイにしていたら、真珠のチャームなんか似合うだろう。でも、扱う方法を理解できない人種に、最先端の技術も機器も無駄だということを、韓国は身をもって教えてくれた。

 2003年に541億ウォン(約50億7000万円)で購入したスーパーコンピュターは、まだ評価額としては、100億ウォン(約9億円)の価値があったという。しかし、売れるまでの維持費が高くつくからと、スクラップに回された。

 これは、メーカーと話し合って、世界のどこかの国に、もう少し値を下げて交渉すればいい問題だったのではないだろうか。本当に、国民の血税である税金を潔く使い捨てる、断捨離力満載の韓国には敬服だ。

 韓国気象庁には、もう2台のスーパーコンピューターがある。これらも近く安価で「スクラップ」処分されると言う。世界政府向けの匿名送付可能の売買サイトがあれば、秒で売れるだろうに。

 ちなみに、各国のスーパーコンピューターは、購入時点で既に廃棄時の条項が決まっており、研究機関でリサイクル使用されるか、外交策として発展途上国に寄贈されている。

 差し上げることで、マウントがとれないとわかったら、捨てる。韓国らしい選択だ。使いこなせない物は、買わない事。それだけは、忠告する。
【編集 : fa】

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