家電の次はカレー!? 後を引く辛さがクセになる「BALMUDA The Curry」
&GP / 2017年6月9日 7時0分
家電の次はカレー!? 後を引く辛さがクセになる「BALMUDA The Curry」
バルミューダといえば、「BALMUDA The Toaster」や「BALMUDA The Gohan」など、おいしい食卓に欠かせない家電を続々と発売する話題の家電ブランドです。そんなバルミューダが、2017年6月8日よりオリジナルのカレーソース「BALMUDA The Curry」を発売しました。
しかし、どうして家電ブランドがカレーを作ることになったのかが気になるところ。実際に筆者が食べたレポートも含め、BALMUDA The Curryの全容をご紹介しましょう。
■老舗カレー店「デリー」が協力
今回発売されるカレーソースは、2017年2月に発売した同社の「BALMUDA The Gohan」があったからこそ生まれました。
この炊飯器で炊いたごはんはしゃっきりと粒立ちが良く、卵がけごはんやカレーとの相性がいいとして、実際に炊飯器の発表会でも代表取締役社長の寺尾 玄氏が「いつかこのごはんに合うカレーを出したい」と語っていました。
今回、社内の数々の反対意見を押し切り、寺尾氏の”カレー愛”でオリジナルのカレーソースが販売されることになったんです。
そもそも、寺尾氏のカレー愛に火を点けたのは、上野の老舗カレー店「デリー」のカレーでした。辛いものが苦手だった寺尾氏が同店のカレーを一度食べて以来すっかり虜になり、デリーの田中源吾社長に協力を掛け合ったのだとか。寺尾氏自身も「まさかデリーさんと一緒にやれるとは思っていなかった」と話していました。
■デリーのカレーのおいしさの秘密は「玉ねぎ」と「油」にアリ
デリーのカレーといえば、「カシミールカレー」。とにかく辛く、それでいて後を引くおいしさのあるこのカレーにはファンも多く、味の秘密は大量に使われる玉ねぎにあるんです。
9割の水抜きを目安にし、店で提供されるカレー1皿に対し、玉ねぎ1個が入っているそうです。また。油も極限まで少なくしているので、玉ねぎを炒めるのに鍋の側にずっといなくてはいけないほど、手間もかかっています。
このカレーのレシピをもとに、寺尾氏のアイデアを組み合わせる形でBALMUDA The Curryは完成しました。今回のレシピに対し、田中社長は「カレー屋だったら絶対にやらないこと」だと話しており、どんなアイデアだったのかが気になるところです。
カレー好きなら誰もが知るカレースターの水野仁輔氏もイベントに登場。水野氏がカレーに目覚めたきっかけになった地元・浜松の店のシェフがデリーの出身者だったそうで、「デリーは僕にとって特別。カレーが好きになったきかけのルーツがデリー」だと話していました。
■辛さのあとにやって来る爽快感がポイント
イベントの最後には、お待ちかねのBALMUDA The Curryの試食がスタート!
作り方は簡単で、カレー粉をまぶして焼いた鶏肉と茹でたじゃがいもをソースに加えて温めるだけ。通常のレトルトカレーとは異なりひと手間が必要ですが、このひと手間でぐっと本格的なカレーが完成します。
ひと口食べてみると……最初は何ともないと思ったのですが、数秒遅れで一気に辛さが口のなかで大爆発! 辛い、これは辛い!
しかし、BALMUDA The Gohanで炊いた少し硬めのごはんとサラサラのカレールーとの相性は抜群。2年前にインド旅行でカレーを嫌というほど食べた筆者ですが、このごはんの硬さとルーの混ざり具合は、本場で食べたカレーを思い出します。
辛いながらも玉ねぎの甘みやさまざまなスパイスの香りが感じられ、食べる手が止まらないのが本当に不思議! 実は、筆者も寺尾氏と同じく辛いカレーは苦手なのですが、食べ終わるとすぐに「もうちょっと食べたい」と思わせる中毒性がたしかにあります。
寺尾氏によると、「口に入れて3秒待つと、バリバリとした強い辛さがくるが、次の瞬間その辛みは抜けている。まるで素晴らしい恋のようなカレー」とのこと。食べたそばからまたすぐ食べたくなる、まさにこれは恋かもしれません!
BALMUDA The Curryは1袋に2皿分のソースが入って、価格は750円(税抜)。バルミューダオンラインストアやAmazon、楽天市場、Yahoo! ショッピングなどのオンラインストアのほか、蔦屋家電や一部家電量販店でも販売されます。
すでにBALMUDA The Gohanを使っている人におすすめなのはもちろん、このカレーを完璧な状態で食べるために炊飯器を買ってしまうのもアリかもしれません!
(取材・文/今西絢美)
いまにしあやみ/エディター、ライター
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。
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