3通りの方法で淹れられる新型ドリッパーでクリアなのに味わい深いコーヒーを

＆GP / 2021年4月14日 18時0分

おうち時間が増えたことで、自宅でコーヒーをドリップし始めたという人もいるかもしれません。器具なんてさほど高いものでもなく、ドリッパーとコーヒーミルだけなら、数千円もあればちゃんとしたものがそろいます。

まずは器具をそろえるところから始めて、淹れ方をいろいろ試して、そして豆を選ぶ楽しみが待っている。ひと口に“ドリップコーヒー”と言っても、初めてみると工夫するポイントがたくさんあり、ただおいしいコーヒーを楽しむだけではないことが分かります。

もし自分でドリップしていて、もっといろいろ試したいなと思ったら、次はドリッパーやカップを変えてみませんか？

多くのカフェで使われている名作「V60ドリッパー」を生み出したHARIO（ハリオ）の新商品は、そんな人にぴったりかもしれません。ひとつで3通りの淹れ方を楽しめる「W60ドリッパー」（3300円）と、まるでワインのようにコーヒーを楽しめる2重ステンレスマグ「MIOLOVE（ミオルーブ）」（2200円）で、コーヒーの新たな魅力に触れてみませんか？

「W60ドリッパー」最大の特徴は、なんといっても円錐状のドリッパーとメッシュドリッパーの両方が付いていること。これにより、

①円錐ドリッパー＋ペーパーフィルター
②円錐ドリッパー＋メッシュドリッパー
③円錐ドリッパー＋ペーパーフィルター＋メッシュドリッパー

と3通りの抽出方法を楽しめます。

最もポピュラーなペーパーフィルターを使って淹れる①は、いわゆる「V60ドリッパー」と同じで、フィルターがコーヒーオイルをキャッチするのでクリアな味わいに。

もっとコクのあるコーヒーがいいなら②がオススメ。メッシュドリッパーはペーパーで濾さない分だけコーヒーオイルもしっかり楽しめます。ちなみにメッシュドリッパーは平底形になっていて、お湯を入れると粉が沈殿せずドリッパー内でぐるぐると循環するので、浅煎りのコーヒー豆でもしっかりと味を抽出してくれます。円錐ドリッパーにぴったりハマるように設計されているので、組み合わせて使います。

そして、これまでにないコーヒーを飲みたいなら③で淹れてみてください。メッシュドリッパーでオイルも含めて抽出したコーヒーをペーパーフィルターで濾過することで、オイルも含めたコーヒー本来の味わいがクリアになるんです！

その日の気分で淹れ方を変えてもいいし、コーヒー豆によって一番おいしい方法を探してみるという楽しみ方もできそうですね。

そしてコーヒーはカップでも味わいは変わってきます。いつも使っているマグを別のモノに変えるだけでも、豆も淹れ方も同じなのに、なんだか味が変わったと感じませんか？　カタチや素材、縁の厚さなどでも、味や香りは明確に変わります。これ、ちょっと意識してみるときっと分かりますよ。ぜひ一度、お試しを。

そんなコーヒーの新たな楽しみを教えてくれるのが「MIOLOVE」です。飲み口部分から下にいくにつれて広がっていく形状が、内側にコーヒーの香りを閉じ込めます。飲むときにワイングラスのように中でコーヒーを回してあげると、ふわっと香りが立ちのぼります。

また2重構造でフタも付いているので、熱いコーヒーも冷たいコーヒーもしっかり保温。そして直径77mmのサイズ感は、手にするとまさに“ちょうどいい”。まさに五感でコーヒーを楽しめるステンレスマグです。

▲（左）ピート・リカタ氏、（右）オッド・ステイナー氏

どちらも、コーヒーの世界チャンピオンとコラボしたHARIOの“Wordl Barista Collaboration”シリーズから登場したもの。「W60ドリッパー」は2013年ワールドバリスタチャンピオンのピート・リカタ氏と、「MIOLOVE」は2015年ワールドブリューワーズチャンピオンのオッド・ステイナー氏との共同開発した商品です。コーヒーのプロフェッショナルが手掛けるコーヒー器具で、新しいコーヒーの楽しみ方を試してみませんか？

>> HARIO

＜文／円道秀和（&GP）＞

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