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マウンテンパーカーみたいな「目隠しサイドテーブル」でキャンプサイトの悩みを解決

&GP / 2021年7月24日 19時0分

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マウンテンパーカーみたいな「目隠しサイドテーブル」でキャンプサイトの悩みを解決

【アウトドア銘品図鑑】

キャンプ中の悩みのタネ、それがジャケットと小物の置き忘れ問題です。

ムシムシするので脱いだジャケット。夕方、涼しくなったため首からはずしたタオル。使ったあとのライターとトング。なぜでしょう、一度手から離れてしまうと、途端にどこに置いたか忘れてしまいます。

ジャケットやタオルなんてすぐ見つけられそうに思いますが、最近のチェアは軽くて背もたれに引っ掛けると倒れてしまうため、適当な場所にポイ。クルマとテントの中、コットやシェルフの上を探して、それでも見つからなくてコンテナの中に紛れ込んでいた…なんてこともあるわけです。

60/40(ロクヨン)クロスを用いたウエアやキャンプギアを手掛けるgrn outdoorの「MEKAKUSHI SIDE TABLE」(1万3200円)は、その名の通り、ポイッといろんなものを放り込んで目隠しできるサイドテーブルで、キャンプサイトのゴチャつきを解消する工夫が満載です。

「MEKAKUSHI SIDE TABLE」に採用されている生地は、当然60/40クロス。

60/40クロスは、横糸コットン約60%、経糸ナイロン約40%の比率で織られた混紡生地。濡れるとコットン繊維が膨張して目が詰まり、撥水性を持つナイロンと相まって、防水透湿フィルムを使っていないのに水を防ぎつつ湿気を排出するという特性をもった生地です。

完全防水ではないけれど、汚れと水に強い60/40クロスなので色んなものを入れて目隠しできそうな予感!

 

■フレームを広げて袋を取り付けるだけ

組み立ては説明書なしでも大丈夫。収納サイズは長いのでバイクでの持ち運びは厳しいけれど、クルマであればちょっとしたすき間に突っ込んでおけます。

左から袋に通すバーとメインフレーム、ロール天板、袋と小物整理用のツールポケット、そしてカラビナです。フレームとロール天板はアルミで重量は2kg。軽くて扱いやすい構成です。収納袋は80×27cmと長さはそこそこあります。

2本のバーを袋に通したら、広げたメインフレームの“受け”部分にしっかり押し込みます。ちなみに、初回は袋にバーを通す必要がありますが、袋にバーを取り付けたまま丸めても収納袋に入るので、2回め以降はもっと組み立てが楽になりますね。

ロール天板をメインフレームのバーに差し込みます。天板のフックは片側2個なのですが、端と中央に付いているので反対側の端は開きやすくなっています。

ツールポケットを引っ掛ければ完成。サイズは42×42×H62cmで、grn outdoorの「6040CLOTHSINGLE SOFA CHAIR」(9900円/座面高45cm)との相性ぴったりです。

 

■60/40クロスの袋は濡れ・汚れに強い

袋部分は表が60/40クロス、裏地は速乾性の高いポリエステルを採用しています。

袋部分は筒状になっていて、いろんなものを入れられます。底板が付いていないのであまりに重いものは不安ですが、ジャケット類なら何ら問題ありません。もうこれで防寒着やタオルの置き忘れはありませんね。

底には水抜き用の小さな穴が付いているのも気が利いています。

雨の日なんかはフレームから取り外した袋にレインウエアや濡れたグローブなど汚れ物をいれて持って帰るといいかも。

ちなみに、天板は半面が固定されていないのですぐに内部にアクセスできます。チェアのそばに置くものなので、オヤツや何かと出番の多いティッシュを入れてもよさそう。

袋の内側にはウェビングが縫い付けられていて、付属のカラビナを使って小物を吊り下げることができます。濡れ・汚れに強い60/40クロスですから、カラビナを使ってゴミ袋を吊り下げてもよさそう。

天板の下、両脇は拳1個分くらいすき間があるので、ゴミ箱として使うなら天板を開けなくてもゴミを入れられます。

袋の表には雑誌が入る大型ポケットがひとつあります。受付でもらったパンフレット類や予備ゴミ袋を入れるのによさそう。

 

■センスが問われるツールポケット

そして「MEKAKUSHI SIDE TABLE」最大の特徴は、取り外しできるツールポケットです。大小10個のポケットとDカン、ループが付いていて、使い方は自由自在。

一番上のポケットは仕切りによって3つに別れています。ここは使用頻度が高いものを入れるのに適しています。

真ん中にはふたつの縦長ポケットと、面テープで閉じられる横長ポケットがあり、ボトルやランタンなど大きめのものを収納できるようになっています。

横長ポケットは、仕切り代わりにあえて面テープを閉じたまま使ってもよさそう。

一番下にはマウンテンパーカーみたいなマチ付きフラップポケットがふたつ。なくしちゃいけないものはこちらへ。フラップポケットの手前にもポケットがあって、脇から取り出しやすいデザインです。

ケーブルやモバイル電源、外付けSSDなんかをツールポケットにまとめておいてワーケーションに、自宅ではそのままデスク周りにかけておく…なんて使い方もよさそうです。

*  *  *

「MEKAKUSHI SIDE TABLE」は小物整理とジャケット類の一時置き場、お菓子のストック入れ、ゴミ箱代わりなどスタイルにあわせていろいろな使い方ができるテーブルです。

調子にのって天板にモノを載せすぎると中へのアクセスが大変なので、カップとランタン、ライトとパソコンなど最小限におさめる。これさえ守れば、キャンプサイトでの捜索時間は大幅に短縮できるはずです。

>> grn outdoor

 

<取材・文/大森弘恵

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter

 

 

 

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