赤ずきんの故郷、中世の面影が残る可愛いらしい町ドイツ・アルスフェルト
GOTRIP! / 2017年7月24日 11時30分
様々な観光街道がある事で知られているドイツ。
一番有名なものは、南ドイツの町ヴュルツブルクからフュッセンまでを結ぶロマンティック街道です。
南ドイツの美しい町を巡りながら、誰もが憧れるあの美しいノイシュヴァンシュタイン城を目指すこの街道は、日本でも多くのファンがいます。
そんなロマンティック街道に負けないほどの魅力を持つのが、メルヘン街道。
「白雪姫」や「ブレーメンの音楽隊」といった童話の舞台になった地やゆかりのある地を繋いでいるこの街道には、約50もの町が含まれています。ロマンティック街道とはひと味違った素朴な町並みが、訪れる者をほっこりとした気持ちにさせてくれるのもこの街道の特徴です。
今回はそんなメルヘン街道の町から、「赤ずきん」とゆかりのある町アルスフェルトを紹介します。
アルスフェルトはドイツ中部、ヘッセン州にある人口2万人弱の小さな町。旧市街には訳400戸もの木組みの家が並び、素朴で可愛らしい雰囲気が漂っています。旧市街は非常に小さく、2時間もあれば十分に見て回れるほど。
旧市街の中心に立っている市庁舎はなんと築500年以上という大変歴史のある建物。童話の中の「赤ずきん」の家のモデルは、この市庁舎だとも言われています。
2つのとんがり屋根は、ハルツ地方の町ヴェルニゲローデの市庁舎ともよく似ています。
市庁舎のあるマルクト広場にはマイバウムも立てられていました。マイバウムは「5月の木」という意味で、毎年5月1日に町の中心に立てられます。由来については諸説あり、木への信仰と関連づける物や、バイキングの風習が伝えられたという説など様々です。
マイバウムは特に南ドイツで見ることが出来ます。
マルクトプラッツから伸びている通りを進んでみましょう。木組みの家が両サイドに並び、まるで本当の童話の世界に迷いかんだかのような気分です。
中にはこんな傾いた家も。家の中がどんな様子なのか、とても気になりますね。
どこを歩いても現れる可愛らしい木組みの家。もちろんどの家にも実際に人が住んでいます。こんな可愛い家に住む事ができるなんて、なんてうらやましいのでしょう。
通りを歩いているだけで、おとぎの国の魔法にかけられたような気分になる町アルスフェルト。素朴ながらも可愛らしいその街並みに、あなたも魅了されてみてください。
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