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チェコ・南モラヴィア地方の町ミクロフのテラスカフェ「KAFE PALA」で朝食を

GOTRIP! / 2018年9月28日 11時30分

ミクロフ(Mikulov)は、チェコの南モラヴィア地方のオーストリアとの国境に位置する、人口1万人ほどの小さな町です。

日本ではまだ知名度が低いミクロフですが、聖なる丘、ディートリヒシュテイン家の墓、ミクロフ城などの見どころがあり、おとぎ話から出てきたかのようなメルヘンチックな風景と、素朴で優しい人々に出会うことができます。

今回紹介する「KAFE PALA」はミクロフ城の入り口に近い広場の一角にあるテラスカフェです。

KAFE PALAと書かれたゲートのような入り口をくぐると、開放感のある中庭が広がっています。

屋内はカウンターとショーケース、そして少しばかりの座席がありましたが、ほとんどのお客さんは中庭のテーブルに座っていました。

チェコの大きな町では多くのレストランやカフェに英語メニューがありますが、ミクロフのような小さな町では必ずしもそうはいきません。

ここKAFE PALAも残念ながらチェコ語のメニューしかなかったので、店員さんに英語で説明をしてもらいながら、注文するものを選びました。

コーヒーメニューは45コルナ(約225円)から、ソフトドリンクは40コルナ(約200円)から、アルコールも40コルナ(約200円)からと、料金は手頃です。

KAFE PALAは朝食とブランチが特に人気があるそうで、今回は朝食メニューをいただきました。

クレープ(CREPES)と書かれているところが甘い系メニュー、ガレット(GALETTE)と書かれているところがおかず系メニューです。

カプチーノ(59コルナ/約295円)はクッキー付き。

手前は、プルーンペーストを包んで巻き、上にたっぷりとポピーシード(けしの実)を振りかけたクレープ(95コルナ/約475円)。

けしの実はチェコ語で「mák(マーク)」といい、チェコではよく食べられているポピュラーなものだそうです。

日本ではけしの実というと、あんぱんの上に乗っているくらいのイメージしかなく、大量のけしの実を食べたのは初めてでしたが、くせがなく香ばしいので、けっこうおいしいなと感じました。

ちなみにクレープは甘そうに見えますが、実際はそんなに甘くありません。わりとボリュームがありましたが、ぺろりと完食できました。

クレープやガレット以外にも、トーストに目玉焼きとハムと野菜がついた朝食プレートもあるので、朝からしっかり食べたい人にもおすすめ。

開放的なテラス席でおいしい朝ご飯を食べられるKAFE PALA。チェコのミクロフを訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてください。

今回は朝食だけでしたが、ホームメイドケーキもあるそうなので、ティータイムに立ち寄ってみるのも良いかもしれません。

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

店名 KAFE PALA
住所 Náměstí 27, 692 01 Mikulov, チェコ
営業時間 9:00~21:00(曜日により異なる)
Facebookページ https://www.facebook.com/KAFE-PALA-127457580789275/
英語メニュー 無(スタッフは英語を話せます)
クレジットカード払い 可

[取材協力:チェコ政府観光局]

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