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コンサ高尾、開幕からフル稼働誓う 昨季はキャンプで負傷し出遅れ

スポーツ報知 / 2025年1月11日 8時28分

右足でシュートを放つ札幌・高尾(右)

 J2北海道コンサドーレ札幌DF高尾瑠(28)が、開幕からのフル稼働を誓いに立てた。沖縄キャンプ中のチームは10日、金武町で2部練習を実施した。フルメニューを消化した高尾は、G大阪から完全移籍で加入した昨年、キャンプ4日目に左膝を痛めた影響で出遅れた格好となった。後半戦は不動の3バック右として奮闘した力を通年にわたって見せるべく、態勢を整えていく。

 高尾は昨年、沖縄キャンプ4日目に左膝外側を痛め、同地での練習はほぼできず。初出場は3月30日のアウェー・神戸戦(1●6)と出遅れた。「あのけがは本当に痛かった。今年はまずはけが無くいきたい」。2月16日の開幕・大分戦からピッチに立つため、準備していく。

 9年ぶりJ2行きとなった昨季だが、後半戦は7勝5分け7敗と巻き返した。その一因が、復調を果たして3バック右の座を不動にした高尾の存在だった。今季から指揮する岩政大樹監督(42)は「実績は関係ない。横一線」と公言しているように、定位置は確約されていないが「去年もミシャさん(ペトロヴィッチ前監督)とやっていない中でのスタートだった。一からにはなるがポジティブに捉えている」と競争を勝ち抜く心構えはできている。

 その根底にあるのは、自身のスタイルが適合していると感じているから。「ミシャの時は縦のレーンを守ってというサッカーだったが、その真逆でもっと動いていけと言われる。僕は中に入っていくのが好きなので、それは出せるんじゃないかと思う」。1対1の強さを生かした守備に加え、積極的に前に出て攻撃に絡むのが高尾の持ち味。その機会が増えるであろう今季、更なる輝きを放ちにいく。

 7年目で初のJ2舞台へ「厳しい戦いになると思うので。入りからしっかり集中してやっていきたい」と気を引き締めた。昨季J1でフル出場した試合は3勝2分け1敗。高尾が万全の状態を築けば、守備力は確実に上がる。(砂田 秀人)

 〇…札幌U―18のMF川崎幹大(17)、DF窪田圭吾(17)、FW多田蒼生(16)の3人が、10日から沖縄キャンプに練習生として加わった。15日まで帯同予定で、竹林京介強化部長(49)は「昇格を期待している選手たち」と成長度合いを見極めていく。昨年、2種登録選手としてルヴァン杯と天皇杯に出場し、4月に高3となる川崎は「トップ昇格はU―12の時からの目標。まずはこのキャンプでアピールしていきたい」と意を強くした。

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