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桐谷健太、古川雄大、浜中文一ら、大河『べらぼう』新キャスト9名発表! 杉田玄白に山中聡

クランクイン! / 2025年1月11日 12時0分

 山中聡は、平賀源内(安田顕)とも親交のあった、「解体新書」の生みの親・杉田玄白役で出演。若狭小浜藩の藩医で、前野良沢や中川淳庵とともに、「ターヘル・アナトミア」を翻訳し、須原屋(里見浩太朗)から「解体新書」を発表する。平賀源内は、解体新書の挿絵を描くことになる画家・小田野直武を紹介し、活躍する分野は異なっても、互いに尊敬しあう仲となっていく。

 柳俊太郎は、政変により人生を狂わされた田沼意次(渡辺謙)の側近・土山宗次郎を演じる。意次の腹心の部下で、勘定組頭の旗本。意次が蝦夷地開発を積極的に推進する中で、その探査役として、大きく関わっていく。また吉原での豪遊も絶えず、大田南畝らのパトロンとして、贅沢の限りを尽くし、やがて大文字屋の花魁・誰袖(福原遥)を1200両という莫大な金額で身請け。しかし、意次が失脚すると、悲運な人生をたどっていく。

 山口森広が演じるのは、ユーモアのセンスに長けた江戸の戯作者・唐来三和(とうらいさんな)。元々は武士の出身であったが、天明期にわけあって町人となる。絵師、狂歌師、戯作者たちを集めた大規模な宴席で、蔦重と出会う。代表作に「莫切自根金生木(きるなのねからかねのなるき)」、題名が上から読んでも下から読んでも同じ、回文の傑作がある。やがて松平定信の時代に変わると、作品が政治批判をしたとされ絶版処分を受けてしまう。

 浜中文一は、大田南畝、唐衣橘洲(からごろもきっしゅう)とともに、狂歌三大家の一人とされる朱楽菅江(あけらかんこう)を演じる。大田南畝らとともに始めた狂歌が、天明期に大流行し、そのブームを牽引する一人となる。蔦重とは、南畝に誘われて行った、狂歌の会で出会う。その後、狂歌本を何冊も蔦重のもとから出し、喜多川歌麿(染谷将太)とのコラボ作品も世に送り出していく…。

 片岡鶴太郎が演じるのは、妖怪画の大御所で歌麿の人生に大きな影響を与えた師・鳥山石燕(せきえん)。徳川将軍家に仕える狩野派に絵を学び、安永5年(1776)に「画図百鬼夜行」を刊行し、妖怪画の名手として注目をあびる。喜多川歌麿や恋川春町など数多くの弟子を持つ。特に歌麿には、小さい頃から目をかけ、その“才能の目覚め”にきっかけを与えていく。

 大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、NHK総合にて毎週日曜20時、BS・BSP4Kにて毎週日曜18時、BSP4Kにて毎週日曜12時15分放送。

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