新型プジョー508SWは、大胆かつスリークな新時代のステーションワゴン
IGNITE / 2019年7月28日 9時0分
今年3月に登場したプジョー508に、ステーションワゴンタイプの「508SW」が加わった。
先の「508」が4ドアファストバックという大胆なシルエットを描いたのと同様、こちらもまた、ステーションワゴンの概念を打ち破るスリークなスタイルを採用している。
新型508SWのボディサイズは、全長4,790×全幅1,860×全高1,420mm、ホイールベース2,800mm。リアオーバーハングを延長した分だけ、ファストバックの508より全長が40mm長くなっているが、その他の数値は508と同じだ。
そのデザインは伸びやかかつエッジが効いている。フロントデザインは508と同様、切り立ったフロントグリルやバンパー深くまで切れ込むLEDデイライトが個性を主張。
そして、滑らかに下降するルーフラインやボンネット左右から始まるプレスラインが、ワゴンらしからぬ艶めかしさやダイナミズムを生みだしている。
リアセクションは、ライオンの爪痕をモチーフとしたフルLEDライトをはじめとした印象的なデザインに加え、SWとしての使い勝手にも大きな配慮が見られる。
たとえばラゲッジシルはSW化によって、30mm低く、24mm幅広になり、荷物の出し入れをさらに容易にする。
ラゲッジスペースは通常時530Lから最大1780Lまで広がり、後席はワンタッチで前倒しすることができる。
また、SW専用装備として、トノカバーやラゲッジフックレール、ステンレスシルプロテクターが備わり、「GT Line」と「GT」グレードではセパレーションネットやハンズフリーの電動テールゲートも標準装備される。
パワートレーンは、2.0Lのクリーンターボディーゼル・BlueHDi(177ps/400Nm)もしくは1.6Lのターボガソリン・PureTech(180ps/250Nm)の2種類で、トランスミッションはいずれも8速ATが組み合わされる。
WLTCモード燃費はディーゼルが16.9km/L、ガソリンが14.1km/L。ドライブモードは、スポーツ/コンフォート/エコ/ノーマルの4種類が用意されている。
また、ダンパーの減衰力をリアルタイムに制御し、より高いレベルで路面追従性やハンドリングを両立する、電子制御アクティブサスペンションも全グレードで装備する。最新の“猫足”をぜひとも体感してみてほしい。
■グレードおよび価格
508SW アリュール=442万円
508SW GT Line=484万円
508SW GT=517万円
(zlatan)
画像元:プジョー・シトロエン・ジャポン
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