江戸時代から愛される波佐見焼コンプラ瓶「ワグネルブルー」登場
IGNITE / 2020年6月11日 18時0分
自宅でお酒を味わう時間が増えたという人に。
お酒の時間をもっと楽しく、美味しくする波佐見焼コンプラ瓶「ワグネルブルー」が登場。2020年7月30日まで、クラウドファンディングサイトMakuakeにて受付中だ。
■江戸時代から愛されるお酒の容器「コンプラ瓶」
コンプラ瓶とは本来、江戸〜明治時代に東南アジアやヨーロッパへお酒や醤油を輸出する際の容器として使われていたもの。
木の樽だと風味が損なわれるため、長崎で生産されている波佐見焼で作ったのが始まりだ。
瓶に記された「JAPANSCHZAKY」の文字は、ポルトガル語で「日本のお酒」という意味。丈夫で手に取りやすい形、そしてそのユニークなデザインから、実は現代でもコンプラ瓶を愛する人は多い。
かつてのコンプラ瓶は、お酒や醤油を入れ日本から長い時間をかけて海を渡り、東南アジアなど高温多湿な国まで旅をする。そのため気候の影響を受けにくく、風味の劣化を防ぐ容器である必要があった。
そのため、高い密閉性・遮光性・陶器に比べて吸水性が低く、匂いが移りにくいという特徴を有している。
■伝統の呉須や金をふんだんにあしらった高級感あるデザイン
少し青みがかった白磁(はくじ)に、呉須(ごす)という藍色の顔料を濃(だみ)と呼ばれる技法で染付。濃とは、たっぷりと呉須を染み込ませた筆で、広い面塗っていく技術。
よく見ると、筆のストロークが単調ではない深みのある表情を見せている。
これは、「ワグネルブルー」を手がける林九郎窯(石丸陶芸)の得意とする技法のひとつで、手仕事でしか出せない奥行きなのだ。
この地で昭和43年に産声をあげ、今では石丸陶芸の1ブランドとして位置する林九郎窯。
今回のコンプラ瓶にもふんだんに使われている「呉須」や金の装飾などの技法を得意とし、波佐見焼400年あまりの伝統を受け継いだ器を作り続けている。
伝統的な焼き物として、幅広い年齢層の人に人気の波佐見焼。大切な人への贈り物としても最適だ。
・ワグネルブルー コンプラ瓶
高さ:17.5cm (本体高さコルク含まない) 径8.8cm
容量:750cc
重さ:450g
コルク:日本製
・ワグネルブルー カップ
高さ:10cm 径8.7cm
容量:370cc
重さ:250g
一般発売予定価格:11,000円(税込)
プロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/ishimarutougei_japanschzaky/
(hachi)
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