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高屋永遠さんの個展「It calls: shades of innocence」|落合陽一さんを招いたトークイベントも開催

IGNITE / 2024年3月1日 12時30分

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唯一無二の“色彩のアート”を楽しもう。

アーティストの高屋永遠さんが、東京・渋谷区の「Lurf MUSEUM(ルーフミュージアム)」で個展「It calls: shades of innocence」を開催する。期間は3月2日(土)から4月8日(月)まで、同展には70点以上の作品が登場予定だ。

高谷さんが織りなす繊細な色彩に酔いしれる

高屋さんにとって、作品制作とは“その空間の根源”を自ら作り出す行為だ。鑑賞者が作品を目にすることで、自身を“大いなる自然の循環”の一部と感じてもらうための装置として作品を制作している。

高屋さんの制作は「青のシリーズ」(2017年~)から始まった。彼女は制作の過程で、「“青”という語で表現される色のみを用いる」という制限を自身に設けた。繊細な色のスペクトラムを探求するため、自ら色材を練って画材を作り始めたという。

工業的に作られた絵の具による制限を取り除き、豊かな階調の色彩によって独自の奥行きを表現。この色彩によって、彼女は鑑賞者を日常から切り離された精神の空間へと誘う。

最新作を含む70点以上の作品を展示

本展では、「青のシリーズ」から「罔象」まで、合わせて70点以上もの作品を披露。

罔象<開闢>/∞: emergence(2024、パール材、顔料、油、麻キャンバス、1455×1455×30mm)

新作の「罔象」は、「自然(ネイチャー)」ではなく、自然の奥にある自然—古来より伝わる仏教的な意味での「自然(ジネン)」をテーマにしたシリーズ。彼女はこのシリーズを通じ、混沌と無限を有した自然そのものの経験を表現する。

有識者を招くトークイベントを複数開催

さらに、本展と関連するトークイベントも開催。

3月2日(土)はメディアアーティストの落合陽一さん、3月10日(日)はキュレーター兼アーティストの黒沢聖覇さん、3月16日(土)は文化と理学の分野に精通する山本浩貴さんと山脇竹生さんが、それぞれ高屋さんと共に登壇する。

各トークイベントを指定席で観覧する場合はチケットが必要となる。気になった人はLurf MUSEUMの公式サイトから詳細をチェックしよう。なお、立ち見の場合はチケットは不要なのでご安心を。

さらに、会期中の毎週水曜・土曜*の14時からは高屋永遠さんが作品解説ツアーを実施する。展示作品にまつわる話を聞ける貴重な機会だ。

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