1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

結局「セルフリーダーシップ」って、何すればいいの? 具体的な3つのヒント

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月16日 7時15分

写真

画像提供:ゲッティイメージズ

 セルフリーダーシップとは“自分起点で動くことで、より良い状況を自ら作っていく力”です。

 しかし、実際にそれを分かっていても「なかなか最初の一歩を踏み出すのが難しい」「まず、何から手を付けたらいいか分からない」という声を耳にすることは多いです。

●セルフリーダーシップ、具体的には何から始めたらいいの?

(1)「大切にしたい思い」を見つめなおす

 そんなとき、1つ目の実践のヒントとして「大切にしたい思い」を見つめなおすという方法があります。

 入社動機、将来やりたいこと、目指すキャリア像など、自分が大切にしたい思いを書き出してみることはオススメです。まずはここから取り組んでみよう、というトリガーにもなりますし、日々の実践を続ける中でも、定期的に今自分の取り組んでいることは「大切にしたい思い」につながっているか? と立ち返る原点になってくれます。

 また、一人ではなかなか「大切にしたい思い」が思い浮かばないときには、家族、友人、会社のメンバーなど、周囲の人たちと一緒に話をしてみるのもよいでしょう。

 以下に話を聞く観点をいくつかお示しします。

・今の会社に入った理由/今の仕事を始めた理由

・今の仕事の面白さ、やりがいに感じること

・今の自分と同じ年次の頃に悩んでいたこと、壁に感じていたこと

・当時の経験から学んだこと、今に生きていること

・今後のキャリアプラン

 周囲の人たちの思いを聞いてみることで、自分自身の思いが明確になったり、思わぬヒントが得られたりすることもあります。

(2)「自分で決めて」やってみる

 いざ一歩を踏み出した後も、「周囲からはどう見えているだろうか」「周囲に認められないと、やっている意味がないのでは?」と迷いが生じることもあるでしょう。

 そんなとき、2つ目の実践のヒントとして「自分で決めて」やってみるということが大事になってきます。

 主体的に行動をしていくには、「やりたいと思ったことに対して、自分の意思で動けている」という感覚が必要と言われています。いわゆる、内発的動機付けによる行動を増やしていき、その気持ちに従って行動してみることが大事になってきます。

 1つ目のヒントでお伝えしたような「大切にしたい思い」などとつなげながら、自分自身がやってみたいと思うこと、やれそうだと思えることに対して、周囲からの評価ではなく、自分自身で決めて、動いてみる、やってみるという経験は、セルフリーダーシップの発揮を後押ししてくれると言えるのです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください