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コンパクトな2in1ノートPC「TENKU MOBILE S10」を試す Intel N100搭載で普段使いは快適に

ITmedia PC USER / 2024年4月4日 17時20分

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小型PC好きから注目を集める「TENKU MOBILE S10」は、どんなPC?

 GPDやONE-Netbook Technology、AYANEOといった中国のUMPC(超小型PC)メーカーの国内代理店として知られている天空が、自社ブランドの2in1ノートPC「TENKU MOBILE S10」を発売した。実売価格(税込み)は8万円前後となっている。

 これまでも、天空は自社ブランドの「TENKUシリーズ」を冠するPCをリリースしてきたが、今回のTENKU MOBILE S10は10.51型と結構“小ぶり”である。UMPCと呼ぶには少し大きいが、持ち運んで利用するのに邪魔ならない――筆者のような小型PC好きにとって注目の1台だ。

 今回、同社からTENKU MOBILE S10の試用機をお借りできたので、どんなことができるPCなのかチェックしていきたい。

●TENKU MOBILE S10の特徴をチェック!

 まず、TENKU MOBILE S10の特徴をチェックしていこう。

 本機はコンバーティブル式の2in1ノートPCで、ディスプレイは1920×1200ピクセル(アスペクト比16:10)の10.51型液晶だ。その上部には約200万画素のWebカメラを備えている。残念ながら顔認証には非対応で、指紋センサーも未搭載なので、Windows Helloを使うには外付けの認証デバイスを用意する必要がある。

 ヒンジは無段階で、好きな位置で固定可能だ。背面に回して、タブレットスタイルでも利用できる。

 Windows 11自体、タブレットモードでの使い勝手がよいとは言えないので、タブレットスタイルでの利用はあまりお勧めしない。ただ、机が狭い場所などでは、キーボードを下にしたスタンドスタイルやテントスタイルで使うと便利ではある。

 本体のサイズは約244(幅)×166.4(奥行き)×17.2(厚さ)mmとコンパクトだ。フットプリントはA4(297×210mm)とA5(210×148mm)の中間で、B5(257×182mm)サイズに近い。重さは約920gで、サイズの割には重く感じるものの、ノートPCとしては十分に軽量だ。

 本体サイズと合わせて、持ち運びには困ることはないだろう。

 キーボードは日本語配列だが、US(米国英語)配列のキーボードを“無理やり”日本語対応させたようで、一部に変則的なキーアサインが見られる。キーピッチは約17.8mmと余裕があり、タッチタイピングも可能だ。ストロークもそれなりにあり、打ち心地は悪くない。

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