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順風満帆だった中学受験は一気にどん底へ 併願校に計55万円の入学金、終了は2月6日 リアル中学受験

iza(イザ!) / 2025年1月10日 13時0分

大問全部間違い

併願校はまず、本番の予行演習として正月明けに地方女子校の東京入試、1月下旬に埼玉の女子校、1日、2日に本命校、3日に第2志望の女子校というスケジュールです。5日にも本命校の3回目の入試がありましたが、定員が十数名程度だったことや、そこまで引きずることはないだろうと、願書は出しませんでした。

模試の判定は、御三家なども含めほぼA判定、本命校の学校別模試や過去問でも難なく得点できていたのです。2月1日が仮にダメでも2日も合わせて2度も受験できるのだから落ちるはずがないと親も気が緩んでいたのかもしれません。本命校以外は過去問もほとんどやりませんでした。

1月受験はすんなりと合格し、理想的な展開の中で、1日の本命校の受験も無事終えました。本人はいつものように試験の様子を話し始め、もらってきた入試問題の解説も始めました。この様子なら大丈夫だと思い、娘には内緒でネット上に出ていた解答速報をこっそり見ました。どこかの塾がアップしていたものでしたが、いきなり国語の選択式の解答が、「イアオエウ」と「ウエアイオ」のように大問ぜんぶ違うのです。

真っ青になりました。他の科目も恐る恐る見ましたが、全体的に「よくできている」という感じではなかったのです。娘にはもちろん言いませんでしたが、翌2日、娘が試験中に行われた合格発表に受験番号はありませんでした。

後に聞いたのですが、国語の試験は読み間違えでも書き間違えでもなく、「本当にそう思ったから書いた」ようです。国語は最も得意な科目で、模試でも名前が載るほどでしたが、本番では何が起きるかわからないのです。

「2日目はさすがに大丈夫だと思うよ」。娘に1日目の不合格を伝えながら、そう言いつくろいましたが、娘は「今日の試験は全然ダメだった。昨日のほうができた」と言います。しかし、気を取り直すしかありません。帰宅後に翌日に控えた第2志望校の過去問を初めて真剣にやりましたが、出題傾向がまったく違い、合格点に届くかどうかはギリギリでした。

本命校2度目の不合格

2月3日、第2志望校の試験中に本命校の2回目の発表がありました。ネットでも見られましたが、若干のタイムラグがあるというのでわざわざ学校まで見に行きました。

しかし、またも番号はありませんでした。試験会場から出てきた娘に伝えると、がっくりと崩れ落ちました。本命校の2日連続不合格は相当にきつかったと思います。これでこの学校は完全にアウトという状況でしたが、実は3回目も出願が間に合ったのです。

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